眠気防止の市販薬はリスクを知って服用を!薬剤師オススメの一品を紹介

仕事の納期に追われて1秒でも無駄にできずに過ごさなくてはいけないことありますよね。

睡眠時間を削ってそうした時間に充てて対応しようとするといつも何か眠くて逆に集中できなくなり、かえって時間がかかってしまい悪循環になってしまっていること経験ありませんでしょうか。

私はよくありました。大学の試験勉強はほぼ一夜漬けでしたから・・・。

そのような時は「眠らなくても大丈夫な体がほしい」と本気で思ったこともありますし、眠くならない薬はないものかと考えたことがあります。

眠気をとる究極の薬は「覚醒剤」で、使えばバッチリ目が冴えるわけですが、精神までも破壊するわけにはいきませんし何よりも違法であり使うことは許されません。

覚醒剤ではなくて眠気をおさえられる薬と言えばコーヒーやお茶などに含まれている興奮作用がある「カフェイン」がありますよね。

カフェインは眠気を吹っ飛ばす強力な興奮作用があるので、それを利用した眠気を防止する市販薬がいくつか発売されています。

この記事では、そんなカフェインを利用した眠気を防止する市販薬の中でも最も効果が期待できる一品を紹介します。

カフェインを服用する時に注意してほしいことがあるので、オススメ市販薬を紹介する前に予備知識から解説します。

カフェイン配合眠気防止薬の服用前に知っておくべきこと

風邪の時でもそうですが、何でもかんでも薬に頼るのはよくありません。

眠いということは体は寝たいんです。疲れているんです。大した緊急性や理由もないのに眠気防止薬はのむべきではありません。

最近では15分だけ昼寝をするとかなりスッキリするという研究が広まってきており、例えば日本航空など、企業の中では昼寝を推奨しているところもあります。

昼寝の推奨は、厚生労働省が定めている「健康づくりのための睡眠指針」に「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的」と記載されているくらいです。

カフェインは薬ですから、良い効果もあれば悪い効果(副作用)もあります。飲み過ぎれば効果より副作用の方があらわれて不快な症状が出ますし、場合によって命が危険になることも!

睡眠は、食事などと同じで生きていく上で必要不可欠なもの。

リスクと引き換えに薬をのむという意識を持ち必要最小限にしておくことが重要ですよ!

お待ちかね!オススメの眠気防止薬

錠剤の「トメルミン」を最もオススメします。

トメルミンがおススメなのは、眠気防止薬の中で最もカフェイン量が多いため。

さらに口に入れるだけですっーと溶けるタイプの錠剤ですぐに服用できるのがいいですね。

トメルミンは、ツイッターなどネット界で効果が凄すぎると有名な眠気防止薬です。

ただ、カフェイン量が多いということは飲み過ぎに注意が必要ということ。

コーヒーやレッドブルなどのエナジードリンク、リポビタンDなどの栄養ドリンクにもカフェインが入っているので、それらをよく飲む方はトメルミンの服用には注意しましょう。

カフェインを含む飲み物を1日に大量に飲む場合のリスク、疲れを取る方法を解説した次の記事を参考にしてみてください。

カフェインが眠気に効く理由

カフェインは脳に働いて興奮作用をもたらして眠気防止効果を発揮します。

その他カフェインには、集中力や記憶力の増加、疲労抑制、代謝を高めて脂肪燃焼を助ける作用があることも知られています。

実際にアメリカのダイエットサプリメントには、こっそりとカフェイン系の薬物が入っていて脂肪燃焼効果を高めていることがあります。

よく効くと噂のサプリメントには、このようなことが多いようです。

ちなみに、こうした薬物はドーピング禁止物質であることが多くて、何も知らないスポーツ選手がこうしたサプリメントをのんでドーピング違反になってしまうということが結構あるんで怖いですね。

カフェインの副作用

カフェインは脳や心臓などの循環器系を興奮させます。

カフェインを多く摂取しすぎてしまうと動機、ふるえ、不眠、頭痛などの副作用が現れ、最悪の場合は死に至るケースもあります。

レッドブルなどのエナジードリンクにも疲労抑制作用を狙ってカフェインが配合されています。

2015年にエナジードリンクを飲み過ぎてカフェイン中毒になって死亡した方が発生したとニュースになっていましたし、2017年では日本中毒学会の調査で5年間に100年が救急搬送され少なくとも3人が亡くなったとの発表がありました。

眠気防止薬は、エナジードリンクよりもカフェイン量が多いので、飲み過ぎには本当に注意が必要です。

また、カフェインは「プリン体」です。体の中では「尿酸」に変化して体外に排出されます。

そのため、摂取しすぎると尿酸値を高めて痛風になるリスクを上げてしまいます。痛風は痛いだけでなく、腎臓が悪くなった後に心臓が悪くなる重要な疾患です。

尿酸値が高い方は眠気防止薬はできる限り飲まない方がいいでしょう。

尿酸を下げる薬の効果も弱めてしまいます。

少しおおげさにカフェインのリスクを紹介しましたが、必要最小限にしてもらえば大丈夫です。

カフェインは基本的には安全な成分です。

セルフメディケーション税制の対象品

市販薬を購入すると税金が安くなる「セルフメディケーション税制」という制度が2017年1月から始まりました。

セルフメディケーション税制を詳しく確認する
市販薬によってこの制度が摘要できるかが異なりますので、この記事でオススメした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかも紹介しますね。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名 対象
トメルミン ×

※2017年10月時点

まとめ

普段から体力づくりをしたり、十分休養を取ることによって、眠気を出にくくする生活習慣をおくれるようにすることが原則です。

ですが、仕事の納期が差し迫っている、大事な会議や試験がある時、薬を使ってでも眠気を抑えたいことってあると思います。

そんな時に頼りになるのがカフェイン配合の眠気防止薬。最も効くと考えられるのは、カフェイン量が最も多い「トメルミン」です。

眠気防止薬の主成分は、脳を興奮させる「カフェイン」です。基本的には安全な成分ですが飲みすぎると体への負担があって注意が必要な成分です。

コーヒー、エナジードリンクや栄養ドリンクなど、コンビニでも気軽に買える飲み物にもカフェインが多く含まれていることがあるんで、こうしたドリンクを1日に数本飲む方はカフェイン量に注意するようにしてください。

眠気防止薬以外の他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクか、画面上部のメニューボタンからどうぞ。

他のオススメ市販薬もチェック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です