Amazonで第一類医薬品が買えるようになったので薬剤師がロキソニンを買ってみた

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2013年6月に医薬品に関する法律(薬機法:旧薬事法)が改正され、それまでは厚生労働省の通達のみで禁止されていたインターネットでの市販薬が販売が、法律レベルで正式にできるようになりました。

それを受けて、楽天をはじめ、ドラッグストアのウェブショップも広く開設され、今では市販薬はインターネットで購入できるのが当たり前になりました。

市販薬には、副作用へのリスクに応じて全部で4種類の分類がなされています。

  • 要指導医薬品
  • 第一類医薬品
  • 第二類医薬品
  • 第三類医薬品

その中でも最も副作用のリスクが高い「要指導医薬品」については、お店に行って薬剤師から直接購入しなければいけませんが、それ以外の市販薬はインターネットで購入できる法律になっています。

楽天などの多くのウェブショップでは、インターネットで販売できる第一類から第三類医薬品の全てを購入できるですが、アマゾンでは第一類医薬品を取り扱っていませんでした。

おそらくは第一類医薬品の販売に必要な薬剤師による情報提供を行える体制が整っていなかったためだと思われます。

それがついに2017年4月18日からアマゾンで第一類医薬品の取り扱いが始まりました。

そこで、第一類医薬品の代名詞とも言え、多くの方に愛されている痛み止め「ロキソニンS」をアマゾンで購入してみましたので、実際に発注から手元に届くまでをお伝えします。

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第一類医薬品を購入するには、専用サイトから

まずは、アマゾンのトップページから「ロキソニン」で検索すると、「あれっ?検索結果に出てこない」と思ったら検索バーのすぐ下に「第一類医薬品ストア」という文字が!(下図赤枠部分)

ということで、第一類医薬品の専用画面に進みます。

第一類医薬品だけの専用サイトから希望医薬品のカテゴリを選択

専用サイトに入ってみると、まずは第一類医薬品の購入の仕方のフロー図と説明文があります。

購入者側の詳しい情報の提供と注文確定後に薬剤師の確認がある所がアマゾンでの一般的な物の買い方とは違いますね。

購入方法を読んだらその下に進むとアマゾンで販売している第一類薬品のカテゴリがあります。男性型脱毛症治療薬のリアップ、痛み止めのロキソニン、胃薬のガスター、禁煙補助薬のニコチネルなどが表示されています。

【カテゴリ:2017/4/18現在】

  • 育毛・養毛剤
  • 痛み止め
  • 胃腸薬
  • 生活習慣病改善
  • 排卵検査薬
  • 婦人薬
  • 殺虫剤・忌避剤
  • 皮膚用治療薬

今回はこの中から「痛み止め」カテゴリのロキソニンの図をクリックします。

痛み止めの第一類医薬品の中からロキソニンを選択します

アマゾンで取り扱っている第一類医薬品の痛み止めの中から購入したい物を選択します。

今回は最もスタンダードな「ロキソニンS」を選択します。

ちなみに「ロキソニンS」の左の「ロキソニンSプレミアム」は、痛み止めの効果はロキソニンSより強いですが眠くなる可能性が高いです。

また右の「ロキソプロフェン錠クニヒロ」は、市販薬のジェネリック医薬品ともいえるものです。

とにかく安く買いたい方には、この薬がおすすめです。

カートに入れるまでは他の商品と同じ

購入したい物に間違えがないか、書かれている注意書きに問題ないかなどをよく確認してから、アマゾンで他の商品を買う時と同じように「カートに入れる」をクリックしてください。

この後に入力する内容を薬剤師が確認してから実際に発送するって書いてある部分(赤文字のところ)は必ず読んでくださいね。

あと「この商品は、Amazon.co.jpが販売、発送します。」の安心感たるやハンパないですね。

服薬するにあたって購入者の詳細情報を入力

次に年齢、性別、副作用歴、他の薬を飲んでいるかなどを入力します。

この内容をアマゾンの薬剤師が確認しますので、正直に書くようにしましょう。この時に嘘を書いてもいいことは何もありませんよ。副作用などで健康被害が起こったとしても苦しむのはアナタですから。

もう一度薬の説明書きを読み、薬剤師の質問の有無へ回答

薬をカートに入れる前に薬の注意書きは読んだとは思いますが、ここで最終確認します。

またこの時点で薬剤師に聞きたいことがあれば「薬剤師への質問があります。」にチェックを入れて詳細を入力します。


他の商品と同じように注文を確定

最後にクレジットカードで購入するかなどお金の払い方、配達先、配達希望日時を入力・選択して注文を確定すれば完了です。

年齢や副作用歴などの入力と説明文書を繰り返し読むこと以外は、他の商品を購入する場合と同じですね。

ただ、お届け予定日にかなりの幅があるのが他の商品と異なる所でしょうか。これは薬剤師の確認が入る時間を考慮してのことなんでしょう。

薬剤師の確認後に発送

注文確定した翌日には、アマゾンの薬剤師から私が注文時に入力した内容で問題がないのでロキソニンSを発送しますとメールが届きました。

発送メールは他の商品と同じ

最後に発送メールが届きます。内容は、第一類医薬品以外の商品を買った時と同じ内容で届きます。

通常であれば薬剤師から商品発送しても問題ないメールが届いてから注文確定のメールが届くはずだと思いますが、私の場合は逆でした。17時頃に注文確定メールが届き、19時頃に薬剤師からのメールが来ました。

まだ慣れていないんでしょうかね。

私の場合は特に薬剤師からの確認なく注文の翌々日に到着

配送はヤマトや佐川のような宅急便ではなく、郵便で届きポストに入っており、アマゾンらしからぬ簡易な包装で届きました。

袋の中はロキソニンSだけで納品書などはありませんでした。

セルフメディケーション税制の適用を受けるための領収書は、アカウントサービス内の「注文履歴」から入手できます。

今回のロキソニンS購入に際して、私の場合はアマゾンの薬剤師からの追加の確認はなく、注文時の入力項目が多かったものの一般的な商品と同じようにロキソニンSが購入できました。

おそらく副作用歴があるとか、他の薬を飲んでいるとか、購入間隔が短い時は、薬剤師から追加の確認が入ることでしょう。

そういった方の場合は、インターネットで購入するよりもドラッグストアや薬局に直接行くか、病院受診する方が逆にスムーズに購入できるかもしれないですね。

結局4月18日21時頃に注文を確定して、19日の夕方に薬剤師の確認と実際の発送が行われ、20日に商品が届きました。

このスピードであれば第一類医薬品だからといって遅いとは思いません。ただ、薬剤師の確認が入る分、首都圏に住んでいる方だといつもに比べて到着までに1日余分にかかってしまうかもしれませんね。

まとめ

アマゾンで第一類医薬品の販売が4月18日から開始されました。

楽天などではこれまでも第一類医薬品を発売していましたので、やっと追いついたというところです。

私は月に何度かアマゾンで購入するため、アマゾンで第一類医薬品が取り扱われることになってうれしくて仕方ありません。

ただ薬剤師としては、便利になったけど医薬品の扱いが少し雑になってしまわないかが少し心配です。

持病があるとか、他の薬を飲んでいるとか、副作用のリスクが少し高い第一類医薬品を購入する際は、いつもインターネットで購入するのではなく、ドラッグストアや薬局などのリアルな店舗でface to faceで薬剤師と会話してより良く医薬品を使うことができるよううまくバランスをとれるといいですね。