1年間、週3日の休肝日を続けると体重や検査値がどうなるかやってみた

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毎夜毎夜、下手すりゃ昼間から飲んだくれ、ほぼアル中だった薬剤師です。こんばんは。

でもそれも今は違います。1年前までの話です。

なぜなら、ちょうど1年前の6月1日から休肝日を週3日つくることにしたからです。

休肝日なんて「クソくらえ」と思っていた私ですが、休肝日をつくってみたらどうなるんだろうかとまずは2か月やってみました。

肝臓の検査値が多少改善しましたが、それよりも胃がムカつかない・朝起きた時のスッキリ感がハンパないなど、肌で「酒は百薬の長」じゃないなと身をもって体験できたのがあって、すっかり休肝日にはまってしまいました。
2か月間の休肝日の成果はこちら

うかつに寝てしまう日以外は、夜な夜な酒を飲み続けていた不摂生極まりなかった薬剤師です。こんばんは。 以前は酒を飲みまくっていて...

なんて体がスッキリするんだろうと思ったのは、禁煙をして以来です。タバコと酒と一緒にしちゃいけないのかもしれませんが、体への良い影響の体感レベルは同じようなものでした。

とは言ってもやっぱり酒は好きなので、禁酒まではいかずついつい飲んでしまいます。

なので、目標はあまり高くせず6か月くらい休肝日がつくれればいいかなくらいに思ってやっていたのですが、ほぼアル中だった私でも何だかんだで1年間も酒の週休三日制を続けることができました。軽いノリがよかったのかもしれません。

そこでこの記事では、ちょうど1年間が経ち会社の定期健康診断を受ける時期が巡ってきて血液検査が行いましたので、血圧や体重と合わせて検査値がどうなるのか休肝日の威力はいかほどなのかをお伝えします。

会社の健康診断でメタボを指摘され、医師、保健師、看護師から酒を控えるようご指導されているオジさまやそのご家族に贈る記事です。参考にしてみてください。

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1年後の血圧・体重・血液検査など検査値の結果

その前に2か月後の成果はどうだったかを振り返り

1年後を見る前にまずは2か月間の休肝日の成果をダイジェストで確認しておきましょう。

  • BMI(≒体重)は変化なし
  • 血圧、ALT(GPT)もほぼ変化なし
  • γGTPは下がった

※BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長(m2)で、22が至適値(最も病気のリスクが低い)

この結果の詳細な考察は、前回の記事で紹介しています。

お待ちかね 週3日の休肝日を1年間続けた成果

2か月後の結果は、休肝日を始めて2か月後にちょうどよく血液検査があるわけがなく、献血に行って測ってもらった結果なので肝臓の値くらいしか比較できませんでした。

ですが、今回の1年後の結果は、会社の定期健康診断同士の結果で比較しますので、体重、血圧、肝機能の3種類の他にアルコールが悪い影響を与えるとされる尿酸値と中性脂肪も含めて、7種類の検査値で比較してみます。

 検査値(単位) 2017年 2016年 1年後改善?
BMI(kg/m2) 26 24.7 ×
ALT(GPT) (U/L) 35 31 ×
AST(GOT) (U/L) 20 26
γGTP (U/L) 111 165
尿酸(mg/dl) 7.1 7.2
中性脂肪(mg/dl) 206 256
血圧 (mmHg) 126/83 138/85

休肝日を1年続けた後の検査値

分かりやすいように表の右端に昨年と比較して改善したら「〇」、悪化したら「×」を表示しました。

中性脂肪とか病的な値であることは少し横に置いておいて、数値が改善しているかどうかに注目してください。

7項目中5項目に〇が付いていますので、やはり休肝日は体への負担を少なくできると言っても良いんじゃないでしょうか。

特にアルコールに影響を受けやすいγGTP、尿酸、中性脂肪、血圧は軒並み下がっていますので、休肝日の重要度を再認識しました。でも正直いって1年間もやって、たったそんだけしか変わらないのかー・・・。

それはきっと「太った」のが原因なんでしょう。「アルコールと体重は関係がない」という自論は支持されてうれしいんですがね。

休肝日を設定した以外は何も生活習慣は変わらなかったと思うんですが、なぜか体重が増えてしまいました・・・。

太るとγGTP、尿酸、中性脂肪、血圧のいずれの検査値も悪化させやすいので、もしかすると太ってさえいなければもっと休肝日の威力を感じられたかもしれませんね。

惜しいことをしました。

検査値ではなく、体感する休肝日の効力

休肝日を2か月間続けた時点での肌で感じたことは次のとおりでした。

  • 朝スッキリと目覚められる
  • 胃のムカつきや重い感じがなくなった
  • 寝つきが少し悪くなった

1年間後でもスッキリな目覚めと胃の症状が出ない良い効果は続きました。すぐに寝れるように改善され、寝つきの悪さは解消されました。

寝酒がない状態に体が慣れたんでしょうね。いつ頃からなくなったのは覚えていませんが6か月後にはすでに解消されていたと思います。

休肝日による体への良くない影響

これを悪くなったと言って良いのか分かりませんが、「酒に弱くなった」と感じています。

以前は飲み会で生中10杯くらいだったら全く二日酔いになることはありませんでしたが、今では日によりますが5杯で二日酔いになることがあります。

「酒を飲み続けると慣れて酒に強くなる」という話は、本当なんだろうなと感じました。

アルコールを分解する酵素であるADH(アルコール脱水素酵素)やALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)の量は、生涯変わらないとされていますが、薬物を分解するMEOS(ミクロゾームエタノール酸化酵素)は、酒を飲み続けると量が増えるとされているためです。

でも、おかげさまで酒を飲む日でも量を少なめにすることができるので、酒に弱くなったような気がするのは悪い影響と考えましたが、良い影響なのかなとも思いました。

毒物を分解するMEOS(ミクロゾームエタノール酸化酵素)は、分泌量が少ない方が体に良いに決まってますから。

ってことで、休肝日による悪い影響はないと考えて良いです。

まとめ

週3日の休肝日を始めて1年間が経ちました。

検査値では、AST(GOT)、AST(GOT)、尿酸、中性脂肪、血圧が改善されました。体重とアルコールはあまり関係がなさそうです。

やせるためには、食事と運動に注意してダイエットするしかありません。この記事のように王道的な方法でダイエットをするのがやはり近道です。

朝スッキリと起きられる、胃のムカつきや重い感じがないといった体感的に休肝日の良さを感じることもありました。

一方で、お酒が弱くなった感覚があります。

これは普段よりお酒の量を減らすことができる良い面もありますが、飲み会では二日酔いになりやすくなってしまったので、お付き合いが多い方には休肝日の悪い点とも言えるでしょう。

総合すると休肝日をつくり継続すること体にとって良いことばかりです。

肝臓は主に体内の毒を取り除くための臓器です。

肌が荒れている、いつも疲れている、など色々な体の不調がある方は、休肝日で肝臓をいたわってあげると改善されるかもしれませんよ。

休肝日、ぜひお試しください!

参考:二日酔いの予防のためのおススメの2記事

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