ポリフェノール「グラボノイド」のダイエット効果はいかほど?機能性表示食品とは?

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「甘草」っていう植物から取れる漢方薬(生薬)があります。

漢字のとおりで食べると甘く、砂糖の100倍以上とも言われています。大学の時の漢方薬の授業で食べまくっていた記憶があります・・・。サトウキビを食べているような感じです。

漢方薬としては「グリチルリチン酸」という主成分により緊張を和らげる作用があって、多くの漢方薬の構成成分の一つです。

甘草には色々な種類があって、その中の一つである「グラブラ種」には、抗酸化成分ポリフェノールである「グラブリジン(グラボノイド)」を含んでいます。

グラブリジンはこれまでは皮膚の活性酸素を除去し美白を得るために化粧品の中の成分としてよく使用されてきましたが、グラブリジンを摂取すると脂肪や筋肉の量に影響があることが分かってきています。

グラブリジンは多くの怪しげなダイエット食品とは少し異なり、消費者庁から効果を宣伝してもいいとされる「機能性表示食品」です。

ということで、この記事では機能性表示商品とは何か、グラブリジンの効果はいかほどか、おすすめのグラブリジン配合の商品は何かについて紹介します。

まずは機能性表示食品とは何だろうか

医薬品と違って食品はダイエットに効果があるとか、眠りやすくなるとか、便秘を解消するとか薬効があるかのような宣伝をしてはいけません。

しかし、ポリフェノール類をはじめとして、「医薬品ではないけど薬効がありそうだ」と考えられる成分ってたくさんあります。

そういった成分に対して、国が定めたルールに基づいて薬効と副作用がないことをメーカーが証明して販売前に消費者庁長官に届け出をすれば、薬効があると宣伝して発売してもいいという制度が2015年4月から開始されました。

この制度で適用される成分のことを「機能性表示食品」といいます。

実はこれまでにも機能性表示食品以外で、薬効を宣伝できた食品があるのを知っていますか?

体脂肪の燃焼を助ける「ヘルシア」とか、脂分の吸収を抑える「黒烏龍茶」とかですがどうですか?

答えは「特定保健用食品(トクホ)」です。

機能性表示食品が特定保健用食品と違うのは、国が薬効と副作用の審査を行わないところです。

メーカー自らがヒトでの臨床試験をしたり、他の人の書いた論文を集めて解析したりすることで科学的根拠を導き出す必要があります。

ただ、論文の解析も大変ですから臨床試験をした方が手っ取り早いので多くの場合はそうするでしょう。

臨床試験も「質」があるのですが、「特定保健用食品(トクホ)」の許可申請を行うために必要な臨床試験と同程度とすることが消費者庁から求められていますので、ある程度は安心できるかと思います。

ちなみに「特定保健用食品(トクホ)」、「機能性表示食品」以外に「栄養機能食品」もあります。これはビタミンなど研究され尽くされていて、薬効があることが分かりきっている成分になります。

図にすると以下のような感じになります。
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グラブリジンはどのような薬効がある?

グラブリジンは、肝臓においてβ酸化促進により脂肪分解を促すとともに、脂肪の合成を抑える働きがあるとされています。

また、「筋肉を増やす」作用も併せ持ち、脂肪を燃やしてつきにくくして脂肪を減少させます。

グラブリジンを機能性表示食品として発売している「アサヒフードアンドヘルスケア」を始め、他のメーカーのホームページにも同じような内容が掲載されています。

グラブリジンの効果

アサヒフードアンドヘルスケアのホームページには、臨床試験の結果も掲載されています。それが下図です。
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グラブリジンではないサプリメントを摂取し続けたグループ(赤線)では、順調にBMIが増えており体重が増加していることが分かります。

一方でグラブリジンを摂取し続けたグループ(青線)では、体重が変わらなかったという結果です。

ということで、グラブリジンはやせる作用があるのではなくて「体重増加を抑制する」働きがあるサプリメントと言えます。

ホームページに記載されていた薬効と実際の効果に少し差があるような気がしますが、本来なら太っていた所が太らなかったのであれば良しとすべきなんでしょう。

おすすめのグラブリジン

グラブリジンを配合したサプリメントはたくさん発売されています。

しかしよく成分を見てみると商品によってグラブリジンの内容量が3倍違いますので適当に選ばない方がいいです。(上記のアサヒの商品は成分量が少ない)

メーカーもしっかりしていてグラブリジンの量も多いのは、DHCの「エクササイズ ダイエット」です。

まとめ

このブログでは複数の記事で薬やサプリメントを使って楽にダイエットできないかをお伝えしてきました。
参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=398

医薬品を使用しても安全かつ効果的、そして楽にダイエットできる方法はありません。トクホや機能性表示食品も薬効はありますが過度な期待はしないようにしましょう。

グラブリジンは、今よりもやせるということは難しいにしても太らないようにすることが期待できるサプリメントです。

また筋肉量を増やしてやせやすくしますので、グラブリジンを摂取するだけでなくて運動もするとダイエット効果は高いでしょう。

夏の海やプールに向けて摂取というより、年末年始をはじめとした食べ過ぎが気になる時期の方が効果を実感できる可能性が高いです。

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