薬剤師が解説 ロゼレムはメラトニンのサプリメントで代用可能?

このブログで、脂質異常症治療薬「ロトリガ」は、サプリメントで十分同じ効果が得られるし価格も安いことをお伝えしました。

この記事ではロトリガとは少し違いますが、不眠症治療薬ロゼレムについても同じようなことができますので、薬剤師としてはあるまじき行為かもしれませんが紹介しちゃいたいと思います。

参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=64

不眠症治療薬ロゼレムを知ろう

ロゼレムは一般名「ラメルテオン」で、脳にある3種類のメラトニン受容体の内、睡眠に関与するMT1受容体に選択的かつ強力に結合して受容体を刺激する医薬品です。

従ってメラトニンと同じ働きをする薬になります。

特に際立った副作用はありませんし、注意する点は抗うつ薬のルボックス又はデプロメールとは飲み合わせがよくないくらいです。

メラトニンを知ろう

脳の松果腺から分泌されるホルモンで、睡眠と関連していると言われています。

1日のうちでメラトニンの分泌量が違って睡眠をコントロールしており、血中濃度が高くなると眠くなり、血中濃度が低くなると起きるという具合です。

なので、夜は血中濃度が高くなって眠くなります。夜行性の動物の場合は逆で夜の方が血中濃度が低くなるということになります。

メラトニンは日本ではサプリメントはおろか医薬品としてでも販売されていませんが、海外ではサプリメントでも販売されていて誰でも簡易に入手できて不眠サポートに用いられるほか、時差ボケの解消にも利用されています。

今後の研究次第では変わる可能性がありますが、現在のところはメラトニンは副作用はなく安心して摂取できるサプリメントです。

ロレゼム、メラトニンそれぞれの入手先と費用

ロゼレム

医療用の医薬品ですから不眠症の方が医療機関を受診することにより必要に応じて処方されるもので、誰でも簡単に手に入れられるものではありません。ちなみに1錠あたりのラメルテオンの量は8mgです。

薬価は2016年現在では、84.9円/錠で、健康保険を使用して3割負担とすると25.5円/錠です。

メラトニン

日本では医薬品としてもサプリメントとしても販売していません。

しかし、外国で発売されているサプリメントを輸入している業者があり外国のサプリメントが購入できます。

例えば楽天では、1カプセル3mgのメラトニンを扱っている業者があって13.3円/カプセルです。

ロゼレムとメラトニンのどっちがいいのか

ロゼレムは、メラトニンと比較して受容体に10倍親和性が高いようですが、効果も10倍になるってことはありません。

なので、メラトニンのサプリメントでも十分効果が期待できるかもしれません。特に初めて服用する場合や時差ボケだとか軽症の不眠であれば、メラトニン3mgを摂取すれば十分効果があるかもしれません。

ロゼレムは、効果が臨床試験で実証されていることが大きな強みですが、医療機関を受診する手間が省けて安く入手したサプリメントても同じような効果が期待できるロゼレムは、ロトリガと一緒でやっちまってるかもしれませんね。

とはいえ、外国製のサプリメントには表示にない成分が入っている可能性があったりと注意が必要な点がありますから、ロトリガと全く同じ論理は少し成り立ちません。もしメラトニンで試したい方は、外国製品であることに留意しながら摂取してください。

軽い不眠症であれば、アレルギー薬の副作用を利用した市販の催眠鎮静剤を使ってもいいと思います。

https://industrial-pharmacist.com/?p=2415

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