高額な不妊治療の公的補助・保険商品 妊活に使えるサプリメント

カップルの10組に1組だとか5組に1組は不妊に悩んでいると言われています。私の周りにも複数のカップルが不妊に悩んでいました。

不妊治療によって子宝に恵まれる確立が高まるわけですが、不妊治療は健康保険が適用されないために自己負担額が高額となって手を出せない夫婦もいると思います。

少子化対策として以前から多くの地方自治体では不妊治療への公的補助を出していたのですが、民間の保険会社から不妊治療の費用を保障する保険商品を発売してもよいことを正式に金融庁が認め、2016年4月から発売されます。

この記事では金融庁が認めたニュースの内容、地方自治体での補助内容、不妊治療の内容について紹介します。

ニュースの内容

金融庁は25日、不妊治療の費用を保障する保険商品を4月1日に解禁すると正式に発表した。不妊治療の多くは健康保険の適用外で、費用が高額になるケースも多い。今回の解禁は、生命保険会社に不妊治療保険の引き受けを促し、出生率の向上を目指す狙いがある。具体的な商品設計は生保各社が今後検討する。

http://jp.wsj.com/articles/JJ10466519975537504075417757612810728829946より転載

保険会社から発売される商品

この記事を書いている2016年3月の時点では、具体的な保険商品はまだ分かりません。

4月以降に各社から一気に発売されるものと思われます。

不妊治療って費用対効果のデータは実はあまり揃っていません。なので各保険会社共にどのような保険にしたらいいのか決めかねているのかもしれません。

データがないってことは掛け金と補償の設定が難しいので、最初は不妊治療専用の保険はないかもしれませんね。

女性疾病の保険の特約とか、学資保険とセットとか、抱き合わせの保険になるような気がします。

公的な補助制度について

厚生労働省では不妊治療への公的補助制度を行っています。

実際の運営は各自治体ですから、申請方法などはお住いの市役所などにお尋ねください。厚生労働省が行っている事業ですので補助の内容はどの自治体も同じかと思います。(もしかすると一部自治体では手厚く補助している可能性もあります)

適用を受けるには結構細かな規定があるため、詳しくは自治体にお聞きになった方が早いと思います、補助内容を簡単に示すと次のとおりです。

対象治療 体外受精及び顕微授精(以下「特定不妊治療」)
対象者 ①特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか又は極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦
②2016年4月以降は、妻の年齢が43歳未満
補助内容  初回は最大30万円、2回目以降は最大15万円
所得制限  730万円(夫婦合算の所得ベース)
治療を受ける病院 指定された医療機関での治療が必要となります。
こちらで調べられます。

不妊治療の内容

病院や医師などによって異なると思いますが、おおよそ次の順番で不妊治療が行われます。

タイミング療法の治療費用は高額ではありませんが、人工授精以上になるととても高額になります。また、公的補助を受けられるのは対外受精、顕微授精のみです。

  1. タイミング療法
  2. 人工授精
  3. 体外受精、顕微授精

タイミング療法

排卵周期を医師と一緒に確認する自然周期でのタイミング療法もあれば、排卵誘発剤などの薬を加えたタイミング療法もあります。

要するに子づくりをするベストな日を医師と一緒に確認する治療方法になります。

人工受精

採取した精液を人為的に子宮や子宮頸管部へ注入する方法で、受精や着床は自然な状態で行われます。

体外受精、顕微授精

卵子を体外に取り出して精子と受精させる方法です。

顕微鏡下で精子を卵子に注入するのはテレビなどで見たことがあると思います。

精子が注入された受精卵を子宮に人工的に戻す方法になります。確実に受精されていますのであとは着床するかどうかがこの治療法のポイントとなります。

不妊にいいとされるサプリメント

データに基づいて不妊に効果があるとされるサプリメントはありませんが、一般的には抗酸化作用があるものや血流を良くするようなものが勧められているようです。

ビタミンCやビタミンEといった、活性酸素を取り除くと謳われている商品には抗酸化作用があります。また抗酸化作用があるたんぱく質を増やす亜鉛にも効果が期待できます。

亜鉛は活性酸素を除去する酵素であるスーパーオキシドジムスターゼを作るのに必要な物質ですし、精子の運動量をあげるなんて言われていますので男性がのむといいかもしれません。

血流に効果があるのは、アジやサバなどの青い魚に多く含まれるDHAやEPAになります。

一方で、葉酸を不妊治療に摂取した方がいいという情報が多いですが、胎児の脊柱形成に必要なだけで不妊治療には関係ありません。葉酸は細胞分裂に必要な成分であるため、生まれた時には卵子を持っている女性が服用しても効果はありません。

このブログではサプリメントの摂取方法をいくつか取り上げていますのでそちらを参考にしてもらえばいいと思います。

肝心なのは特定のビタミンだけを多く摂取してもあまり意味をなさないため、栄養素が満遍なく摂取できる「食物型」のサプリメントを摂取するととサプリメントを飲む種類も減らせていいと思います。

https://industrial-pharmacist.com/?p=1043

まとめ

晩婚化、女性の活躍などの影響なのか、現代では多くの夫婦が不妊で悩んでいます。

不妊治療はいくつか段階があって費用があまりかからないものもありますが、多くの治療方法では費用が高額となるケースが多くなります。

場合によっては子供をあきらめなくてはいけない夫婦もいるのではないかと思います。

ニュースで取り上げた民間の保険会社の保険商品が出されることは良いことだと思いますが、そもそも不妊治療も健康保険が使用できればもっといいのにと思います。

子供は国の財産ですので、みんなで費用を負担すれば超高齢化社会にならないようにしたいものです。

現代ビジネスで、「少子化対策に子供一人につき1000万円支給すればいい」と主張されています。

1000万円が妥当か分かりませんが、国全体で負担するという考えは必要でしょう。

https://industrial-pharmacist.com/?p=1043

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