薬剤師が解説!酢にまつわる6つの体にいいこと 

調味料「さ・し・す・せ・そ」の「す」である「酢」は、以前から体に良いという話は聞いておりましたが、具体的にどのようなものなのかは知りませんでした。

この記事では、最近あるメーカーの工場見学に行った際に勉強してきた、酢に関して体にいいことを紹介します。

まず酢について知ろう

酢は3%程度の酢酸に乳酸、コハク酸、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸類とアミノ酸の他に微量のアルコール類を含んだものです。

米や大麦などの穀物、りんごやブドウといった果物などを原料に作られ、原料によって酢の名称が異なります。米が原料なら「米酢」、ぶどうが原料なら「ワインビネガー」や「バルサミコ酢」と呼ばれます。

バルサミコ酢で分かるとおり、酢は日本だけではなく世界中で使用されて紀元前から存在したとも言われています。

酢の作り方

まずは原料となる穀物や果物を酒精発酵させてお酒を作ります。そこに酢酸菌を入れて酢酸発酵させることで出来上がりです。

日本酒を放置すると酢になるなんて話を聞いたことがありませんか?まさにその通りのことをして酢は作られます。

酢の体への効果

酢を毎日大さじ1杯(約15mL)程度摂取することで、次の6つ効果があると臨床試験で確かめられています。どれも酢酸の効果とされていますが、詳しいメカニズムは分かっていません。

血圧に脂質、血糖とまさに生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防にもってこいですね。

  • 肥満気味の方の内臓脂肪の減少
  • 高めの血圧低下
  • 高めの血中脂質の低下
  • 食後の血糖値上昇を緩やかに
  • カルシウム吸収の促進
  • 疲労回復のサポート

その他、酢は料理の味を少し強めますので減塩食でも満足いく味にもすることができますし、さっぱり感が食欲を増進させます。

さらに酸味が唾液の分泌を促進させることで消化がよくなります。加えて唾液によって口の中の細菌の増殖が抑えられ、虫歯や歯周病、口臭の予防にもなり得ます。

食品への影響

食品に酢を混ぜることで次の効果も期待できます。

  • 食べ物をいたみにくく(防腐・静菌)
  • 肉をやわらかく
  • てんぷらをサクサクに
  • 魚の小骨をやわらかく
  • しょうがなどの素材の色をあざやかに
  • 魚などのくさみ消し
  • ゴボウやレンコンなどの素材の色を白く
  • 脂分の多い料理をさっぱりに
  • サトイモや貝類などのぬめり取り

まとめ

いかがでしたでしょうか。よく知られた物もあれば、なるほど!というものまであったのではないでしょうか。

ただ、普通の酢を毎日15mL摂取するのって結構難しいんですよね。原液と飲むと酸っぱすぎるし、口に合うように薄めるととても15mLも摂取できなくなります。

最近ではジュースみたいな酢もたくさん販売されていますので、これなら15mLくらいは摂取できそうです。

お酒好きの私は、りんご酢と焼酎を水割りで飲んでいますよ。夏に飲むとすっとしてピッタリです。酢による体への良い影響、酒による悪い影響でプラマイゼロであることも願ってそうしています。

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