足のむくみに効くアンチスタックス 効果やサプリとの比較を薬剤師が解説

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antistax

薬剤師という職業柄、立って仕事をする機会が多く夕方くらいになると足の疲れやむくみが気になり始めます。

会社では室内用の靴を履いているのですが、仕事が終わって帰る時に朝履いていた靴が履きづらいなんてこともよくあります。

しかもそれがすぐには解消されず、次の朝も変な感じが残っている場合もあれば、ひどいと痛みがあったり、とてもだるかったりします。

35歳を過ぎた辺りからこうしたことがよく起こるようになって、きっと年のせいなんでしょうが何とかしたくて薬や治療法をネットで調べてみました。

薬剤師でも全く知らない薬ってたくさんあるものなんですが、足のむくみに効く市販薬が発売されているとは知りませんでした。

それは「アンチスタックス」という薬で、日本で発売されている他の薬とは少し違う変わった薬です。

この記事では、アンチスタックスはどういった点が変わっているのか、効果はどれ程なのか、安全性・副作用に問題ないか、むくみの改善が期待できるサプリメントとの違いについて紹介します。

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まずは足のむくみが起こる原因を知ろう

心臓から動脈を通って足に送られてきた血液が、重力に逆らって静脈で頭の方に上っていき心臓に届ける機能が弱まると発生します。

心臓にしっかりと血液を送り返せないと、足に血液が溜まってしまって血液中の水分が血管から染み出て足をむくませてしまいます。

血液を足から心臓に押し戻すのに重要な働きをするのが、「第二の心臓」とも呼ばれる「ふくらはぎ」です。

歩くことでふくらはぎの筋肉が収縮・伸長し、血液を心臓へと押し上げるのですが、下記のような原因で筋力が弱まると、きちんと心臓に血液が送り返せなくなるというワケです。

こうして血流が足で滞ってしまう状態のことを「静脈還流障害」といいます。

血流が滞る原因・ふくらはぎの筋肉弱まる原因の例

  • 長時間の立位・座位
  • 高年齢化
  • 肥満
  • 運動不足

アンチスタックスがどういう薬かを知ろう

アンチスタックスが少し変わっている理由

アンチスタックスは、「西洋ハーブ」からつくられた薬で、単一の有効成分ではなくてハーブそのものをカプセルに詰め込んだ薬です。

ハーブとは「薬草」という意味ですから、「漢方薬」と思ってもらえれば間違えないです。

西洋の薬と言えば特定の有効成分だけを含んだ薬を思い浮かべますが、ヨーロッパにも植物を使った漢方薬が存在するのかという印象です。

しかも西洋ハーブは単なる民間療法ではなくて、EU加盟国の厚生労働省にあたる「EMA:European Medicines Agency(欧州医薬品庁)」が、きちんと認めている正式な薬です。

EMAでの許可基準では、基原植物、有効性、品質管理方法、製造方法が明確に規定されています。

EMAが認めている西洋ハーブはこちらから検索でき、日本でもよく知られているサプリメントも含まれています。

EMAが認可している西洋ハーブ例と薬効

  • ノコギリヤシ:前立腺肥大症
  • セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ):うつ
  • エキナセア:免疫改善
  • 赤ブドウ葉:静脈還流障害

アンチスタックスは、西洋の漢方薬ということだけでも他の薬とは少し違うのに医療用薬としては使用された経験はなくて、いきなり市販薬として発売される「ダイレクトOTC」と呼ばれる薬である点も変わっています。

ダイレクトOTCは、私の知る限りでは発毛剤の「リアップ」くらいで極めて珍しい薬です。

アンチスタックスの有効ハーブとむくみへの効き方

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アンチスタックスの有効成分ならぬ有効ハーブは、「赤ブドウ葉」です。

赤ブドウ葉には、抗酸化作用のあるポリフェノールなどの有効成分が複数配合され、血管細胞を強化して血液中の水分が血管から漏れ出すのを防ぐ働きがあります。

アンチスタックスの効果

日本国内でのヒトでの臨床試験では、アンチスタックスを3か月飲み続けた結果、めちゃくちゃ効いたって人は38%、まぁまぁ効いたって人は42.5%、少し効いたって人は14%と合計すると約95%になり、ほとんど全ての方が効果を実感できたようです。

しかも9割以上の方には副作用はなかったとのこと。

これだけを聞くとすごくいい薬のように思えますね。

アンチスタックスはどこで購入できる?

2016年8月現在では、アンチスタックスは「要指導医薬品」に分類されています。

要指導医薬品は市販薬ですので医師の診察は不要なのですが、購入するためには薬剤師による対面での問診が必要な必要な薬です。

なので、インターネット・通信販売ではアンチスタックスは購入できません(いずれは分類変更されてネットで購入できるようになります)。

また、すごく残念なのが値段が高いところで、1か月分では、4,212円もします。

効果が出るまでには3週間は服用が必要で、気軽に試そうって値段ではありません。

足のむくみ用のサプリメントから試すことをおすすめします

アンチスタックスの有効成分である「赤ブドウ葉」は、実はサプリメントとしても発売されています。

アンチスタックスは値段が高いですから本当に赤ブドウ葉が自分に効果があるかを少しだけ試したいということができません。

そこで役立つのがサプリメントです。

長期間購入してしまうとアンチスタックスとそんなに変わらない値段になってしまいますが、1か月くらいなら新規割引がある消費品や返品を受け付けてくれるものがあります。

まずはそういったサプリメントで赤ブドウ葉が自分に合うか試してみてからアンチスタックスに切り替えるとお財布にもやさしいですよね。

安価に赤ブドウ葉を試せるサプリメントは下記のとおりです。

最もおすすめ第一位 するるのおめぐ実

するるのおめぐ実は、初回の1か月分が980円で購入できて、すぐに定期購入をやめることができます。

なので実質として980円で赤ブドウ葉が試せるということになります。

<公式ページ>  するるのおめぐ実

次におすすめ第二位 SuRaRiスラリ

SuRaRi スラリ」は、いきなり1か月4,980円で定期購入をしなければいけませんが、全く良さが感じられなければ使用後でも返品を受け付けてくれます。

こちらは無料で試せる可能性がありますが返品するのも労力が必要ですので、おすすめ度は「するるのおめぐ実」より劣ります。

返品の労力も構わないわって方は「スラリ」の方がいいと思います。

<公式ページ>  SuRaRi スラリ

その次におすすめ第三位 レグキュート

レグキュートはサプリメントでありながら、アンチスタックスと同じ量の赤ブドウ葉が配合されています。

第一位、第二位の物には及びませんが、アンチスタックスよりかは安価であるため、お試しには丁度いいサプリメントです。

レグキュートでよさそうなことが分かったらアンチスタックスへ切り替えるとスムーズにいきそうです。

赤ブドウ葉が効きそうならアンチスタックスに切り替えが必要

アンチスタックスを服用する前にサプリメントで試すとよいと解説しましたが、サプリメントで体に良さそうならそのまま使ったらいいじゃないかと思いますよね。

でもアンチスタックスへ変更した方が効果的なんです。その理由は次のとおり。

例えばでコシヒカリってお米の話をしましょう。

コシヒカリは日本全国どこでも作られている品種です。

でも、コシヒカリと言えば、新潟魚沼産というくらい有名なものになっています。おいしいというのが何よりの理由です。

お米がおいしいとはどういうことか考え方ことってありますか?

それはお米の中に入っている成分が他とは異なるということです。異なる理由は、土や水など様々なものが影響するでしょう。

何が言いたいかというと、こういうことってお米に限らず全ての植物で言えることです。

特に薬効をもった薬用植物の場合、産地が異なるだけで有効成分の量が違って効き目も大きく変わります。

さらには工場の製造能力も品質に影響するでしょう。

医薬品を製造する工場では、設備などに対して国の規制がありますので、同じ成分の商品でもサプリメントと医薬品とでは品質が異なる可能性が高く、医薬品の安心さはハンパありません。

アンチスタックスは特定の産地・種類の赤ブドウ葉を、EMA(欧州医薬品庁)が認めている品質と方法で製造されていますから、このような点からもサプリメントとは安心感で比較にはなりません。

前回購入したサプリメントは体に良さそうだったけど、今回購入したサプリメントはあんまり実感がないなぁなんてこともあり得る話です。

従って、価格の安いサプリメントで赤ブドウ葉に希望がありそうだったら、品質と効果が確実なアンチスタックスへの切り替えを強くおすすめします。

セルフメディケーション税制の対象品

セルフメディケーション税制は、市販薬の購入費で税金が安くなる制度です。

セルフメディケーション税制 医療費控除の特例を受けるポイント
「セルフメディケーション」は、英語で「自分自身」という意味を持つ「self:セルフ」と「薬物療法」という意味を持つ「medicati...

この記事でおすすめした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかを紹介します。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名 対象
アンチスタックス ×

※2016年8月18日時点

まとめ

アンチスタックスは、足のむくみの原因である静脈還流障害に効く、医療用薬にも無い日本で唯一の内服薬です。

有効成分は天然由来の赤ブドウ葉で、産地や製法などの品質に関わる部分は、欧州医薬品庁(EMA)で認可された工場で製造されている安心な薬です。

でも全員に効果があるとは限りませんし、3週間ほどの服用が必要となります。

赤ブドウ葉配合ののサプリメントがたくさん発売されていますので、安価なサプリメントで赤ブドウ葉が良さそうか試してみて、アンチスタックスを服用し始めると経済的かと思います。

アンチスタックスに代わるサプリメントランキング
第一位 するるのおめぐ実


第二位 SuRaRiスラリ
SuRaRi

第三位 レグキュート