大企業で働くメリット・デメリット全30個を徹底研究

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就職活動での大きな悩みどころが、安定的な大企業を狙っていくのか、大成功を夢見てベンチャーで行くのかではないでしょうか。

私は断言します。

その答えは100%というか150%で大企業とね。

ネット界では「大企業でいつまで消耗してんの?」とか「歯車で何が楽しい?」とか言って、ベンチャーやフリーランスを推す声は、かなりあります。

でもそんな人たちは、本当に大企業を知っているのか甚だ疑問。

そもそもベンチャーやフリーランスで活躍できるのは、ほんの一握り。そういう人って就職活動で悩むことってありません。

学生の頃からちゃんと活動していますから、やれあっちの企業の方がいいとか、やれこっちの企業はブラックとかは言いません。

自分の生き方をきちんと見つけて自分の道を着実に進んでいます。

では、大多数のそうでない普通の人はどうするのか。

冒頭に言ったとおり、とにかく、とにかくデカい大企業を狙ってほしいと思います。大きければ大きいほどいい。

その理由を1兆円企業の現役管理職が実際の体験もいくつか入れつつ全部で30個の切り口で徹底解説します。

デメリットは、人によっては、又は考えようによってはメリットにもなります。

分かりやすくメリット・デメリットという分類で紹介しますが、どうとでも捉えられるので「巨大企業の特徴」としてみてください。

そして、大学生・大学院生の新卒の方や大企業への転職を考えている方の参考にしていただきたいと思います。

大切なのでもう一回言います。

普通の人はとにかくデカい企業を狙いましょう。何なら希望業界とか無視して会社規模だけ見ていっても全く問題なし!

それでは行ってみましょう。(かなりの長文なので目次から気になるところをチェックしてください)

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この記事の目次

大企業で働くメリット・うれしい所

公務員並みの絶対的な安定感

大企業と聞いてます最初に思い浮かべるのが「安定感」

日本航空、シャープ、東芝など、名だたる企業が実際に倒産又はそれに近い状況になる時代ではありますが、それでもベンチャー・中小企業の不安定さの比にはなりません。(参考:中小企業庁のホームページ

万が一、会社の存続が危うい時は、インフラ系はもちろんですが、メーカーでも蓄積された技術の量がハンパなく、それは国宝級ですらあるので、国が存続を守るようになります。

日本航空は無事再建しましたし、シャープは残念ながら外国企業の物になってしまったものの国が最後まで死守しようとしていたのは記憶に新しいと思います。

自治体だって破たんする時代です。

名だたる大企業の安定感は公務員並みでしょう。

圧倒的な給料・確実な昇給とボーナス

良い給料も大企業の代名詞みたいなものですよね。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を見てみると平成28年度では、会社規模の大中小別での平均年収は下記のとおりでした。

  • 大企業:347.2万円
  • 中企業:291.7万円
  • 小企業:266.4万円

この金額はベースの給料のみでボーナスや手当は入っていません。基本給だけでも大企業は中小企業よりも年収が高いことが分かります。

2017年夏のボーナスでは、経団連からは平均917,906円と発表があり、三菱UFJリサーチ&コンサルティングからは民間企業全体(事業所規模5人以上)の平均368,272円との発表がありました。(大企業VS中小企業の直接比較ではないので要注意)

会社規模で年間のボーナス額が100万円以上異なってもおかしくありません。

後で紹介する大企業の各種手当はとてつもありませんし、初任給は会社規模によってそれほぼ大きな差がないってことを考えると大企業では確実な昇給も見込めると考えるのが普通。

労働組合がしっかりと機能しているのも大企業の強みで、ベースアップ(ベア)や定期昇給の交渉をしてくれているのが大きいことでしょう。

実際に私も現在の会社に勤めて10年程度ですが、給料は倍以上になりました。

給料を目当ての大企業を目指すのも全く悪くないよ。

十分な退職金・企業年金

老後資金に3000万円が必要とはよく聞く話です。

退職金が多いとされる公務員の平均は2200万円程度(総務省発表)ですが、経団連発表資料によれば大卒の60歳定年者の平均退職金は2374万円であり、会社や役職によってはさらに多くの退職金で手にすることもできることでしょう。

また、退職金を資産運用して年金として支払う企業年金も充実しています。

中小企業だと自分で加入しなければいけないことが多い「確定拠出年金」も大企業では会社ででき、さらには自分で掛け金を上乗せできるマッチング拠出も導入していることも多いでしょう。

退職金に加えて企業年金+確定拠出年金があって、大企業に勤めることで老後の心配を少なくすることができるのは、めちゃくちゃ大きなメリット。

ベンチャーで老後のことまで考える会社なんてどこにもありません。

今を懸命に生きなければ倒産です。それに働いている人だって職を転々とするジョブホッパーばかりでしょうから。

確実な残業代支給

大企業側の人間からすると残業代を払わない会社って存在するの?ってレベルで当たり前。

メリハリある働き方として残業を減らすための残業規制はありますが、それは残業代を支払う上限ではありません。規制を超えてしまって残業すれば当然その分の残業代が支払われるのが大企業です。

時間内にスッキリ終わらせてフリーな時間はしっかりと遊んでいてもやるべきことをやっていればきちんと評価されるのは大きなメリット。

隠された給料 大量の各種手当

今や私は管理職になってしまいましたので手当は一切ありませんが、昇進する直前の給与明細を見てみたら約20万円が手当でした・・・。

家族手当はもちろん、当社独特の手当(身バレするんで控えます)が盛りだくさん。

上場企業では、目に見える給料を高く設定しすぎると目立ってしまって批判対象になりかねませんし、その他に大人の事情もあって手当で支払った方が良いことがあるんでしょう。

四季報などの目に見える平均給与に騙されないように。

一方で手当での支払いだと簡単にカットされるんじゃないの?と思いますよね。

でもそれも安心。労働組合が強いので手当すら簡単にはなくせないようになっています。それでもリーマン級の世界恐慌が来たら仕方ないですが。

このような手当は、就活時に大学のOBOGに聞けるとベスト。

サークルなどの身近な先輩に聞くのもいいのですが、そのような先輩も数年しか変わらない若者に変わりなく会社のリアルを知っているかというとそうではありません。

会社のリアルを聞くにはリクルーターに選ばれるくらいの経験がある先輩から聞けるとベター。でもリクルーターは選考しに来ているので表面トークになりがちです。

若すぎず、リクルーターでもない先輩から就職後の生々しいリアルな声を聞くためにオススメなのが「「ビズリーチ・キャンパス」」というサイト。伊藤忠商事、三井物産、ソニーなどの超大企業も利用しているサイトであり、希望の企業に勤める同じ大学の先輩に会って話を聞くことができます。

隠された給料である手当など、赤裸々に語ってもらえるチャンスです。

ハンパない福利厚生の充実度

私が勤める会社は医療関係ではなく、薬剤師の私が勤めていること自体が社員にとっては福利厚生であり、体力がある大企業にしかありえないことです。

体調不良の時に会社で医師の診察が受けられて薬がもらえるとかそんじょそこらの会社ではありません。巨大企業ならではです。

他にも大企業の福利厚生の種類はハンパなく、この記事では到底おさまりませんので別記事で紹介しています。

本記事と多少かぶるところがあるのはご容赦いただき、大企業研究の一つとしてぜひご覧いただければと思います。

私もそうですが年齢を重ねてきて、持ち家があって地域と関わり合いを持ち子供も学校で友達がたくさんいる中では、不安定な選択はなるべく...

有給休暇をとらないと逆に怒られる

有休は労働者の権利であり、余程の事情がなければ会社は取得を拒否することはできない性質のもの。

たとえ拒否しても他に日に取らせなければいけないはずにも関わらず有休が取得できない会社は世の中にゴマンとあることでしょう。

薬剤師業界ではそれは割と普通なことなので、私の前職では一度も取得したことはありませんでした。

ですが大企業は違います。

労働組合が強いこともあって、有休を取らないと「なぜ取らないのか」と上司から逆に詰められます。しかも取得するのに理由なんて不要。何だったら前日に「明日休むわ」くらいのノリでOKなのも魅力。

最近話題の働き方改革も手伝って、私なんか年間でもらえる20日の有休が足りなくなる勢いで休んでます。

ビジネススキルが自然と身につく

「仕事の進め方」みたいな研修が大企業にはあって、その中身はまさにビジネス書に書かれているそのもの。

加えて日々の仕事でも上司から叩き込まれます。

思考法、問題解決法や論理的に物事を考える力が自然と身に付き、例えば「ロジカルシンキング」、「資料の作り方」のような本は読む必要ありません。

本屋に行ってそういう系統のコーナーに行ってみると分かります。「トヨタ流仕事の進め方」、「トヨタでの資料の作り方」みたいな本が目につくと思います。

逆に考えれば、トヨタ自動車あるいはトヨタ派生の関連企業で働いている人はそんな本は不要。仕事をしている間に自然と身に付くってことです。

日本一のトヨタ自動車だけに目立つし本にやりやすいですが、その他の大企業にも社内にも似たような伝統が絶対にあります。他の会社より優れたやり方・思考方法・哲学などがなければ大企業へと成長できていません。

多数の教育研修、幅広い資格取得のサポート

会社で用意される教育・研修の質・量・種類は並大抵のものではありません。

年代別、役職別の研修は当然で、専門的な知識に関する研修も社内で受けられたリ、外部に受けに行けたりもできます。当然業務に関わるような内容であれば会社が交通費も含め全額負担してくれることでしょう。

また資格取得も推奨されていて、業務を進めるために有用な資格を取得する際には費用補助があったり、資格手当がもらえたりとサポートが潤沢です。

日本で大企業となればグローバルな事業展開しているはずなので、英会話やTOEICの勉強なんかも社内で確実に用意されています。

仕事で必要なものは会社で準備されるのが基本なので、プライベートでお金を払ってまで研鑽を積む必要はありません。周りの人よりもスキルアップしたいなら別ですが。

スケールが大きい、とにかくビックな仕事がやれる

大企業では売上げ・利益が巨大になっているので、小さい仕事ばかりでは経営は悪化してしまいます。

全部が全部ではないですがチマチマとした仕事は少なく、大きな売り上げ・利益が上がる仕事を目指すことになりますし、それを担当する機会は多くなります。

何より、会社が持つ資金・技術・ノウハウが潤沢にありますから、どんなデカい仕事だって受注することができますし、取引先だってデカい仕事は大企業をまず頼りにします。

これは何も社外向けの仕事だけではありません。

会社の建物などのハード面も社員数などのソフト面も何もかもスケールがデカいため、社内業務の改善だって一つ一つの仕事が自然と大きな仕事へと変わります。

例えば、省エネみたいな仕事だって、中小企業であれば良くても数十万クラスの仕事ですが、大企業の製造業ともなれば使う電気代はハンパないので数百万クラス、数千万クラスにもなるでしょう。

金銭感覚がマヒするくらい何をやっても動かすお金の桁が違います。

どのような部署に配属することになってもスケールの大きな仕事に関われるチャンスばかりです。

仕事を通じた人脈の広がり

大きな仕事をすれば必然的に相手もそれなりの社会的地位の人になります。

そうしてできる人脈は、少なくとも大企業の看板を背負っているうちは、他の仕事を円滑に進めていく上で、生きていく上で頼りになる存在になるでしょう。

そうした人脈はさらに自分を成長させ、より一層やりがいのある仕事に就けること間違いなし。

優秀な仲間が多く、ヤバい人は少ない

大企業に入社するためには熾烈な就職活動に勝たなければならず、面接などでヤバい人はふるい落とされるでしょうし、逆に入社できるのは優秀な人ばかり。

そうは言っても大学推薦などもあって一部は入社してしまうものの、ヤバい人の絶対数は少ないでしょう。

ベンチャーやフリーでやっても成功しそうな、果てしなく優秀で人間性も高く尊敬できる先輩・上司はたくさんいます。

朱に交われば赤くなると言うようにこのような仲間の存在は、自分の成長に大きく影響することでしょう。

良い意味での多い異動とキャリアアップできる環境

日本では良いのか悪いのかスペシャリストではなく、ジェネラリストを育てる傾向にあります。

なので、定期的な担当業務の入れ替えはもちろん、色々な部署への異動は日常風景で、大企業であればその選択肢はめちゃくちゃたくさんあるんで可能性は無限大。

イヤな上司、苦手な同僚とずっとい一緒にいる可能性が低いのは大企業です。自分も上司も同僚もみんな異動しますんで、合わない人と一緒にすごす時間はそんなに長くはありません。

さらに異動や担当業務の変更は色々な経験をすることができ、アナタをキャリアップさせてくれることでしょう。

豊富な資金で色々と挑戦できる

スケールの大きな仕事と対になりますが、デカい仕事は検討すべき幅が広く上司だって一つ一つを見てられません。

過去の評価次第では、かなり大きな裁量が与えられ仕事を任せてもらえるようになります。

考え方や理論が整っていれば、前例のない新しい挑戦すら許されることになるでしょう。若くしてそういうチャンスに恵まれることも。

それも資金が潤沢な大企業だからこそです。多少失敗しても挽回できるので。

自分がいなくても問題なく進む仕事

中小企業では人が少ないんで、同じ仕事を同じ人がずっと担当し、仕事が属人化することが多くなります。

「アイツがいないと全く分からない」ってことになりがち。

ところが、大企業では担当替えや異動が多く仕事の属人化は許されません。チームの誰でもが同じように仕事ができる体制をとることになります。

ある意味寂しいことですが、自分が突然長期間を休んでも全く問題なく仕事は進んでいきます。

サボっててもクビになりにくい

労働組合が強いってこともあって、大企業では犯罪や大きな不祥事したなど、余程のことがなければクビになることはありません。

昼飯を食べに会社に来てるの?って思うような社内ニートも本当に一定数存在します。そんな人でもクビになることは少ないです。

普通にやってれば、リストラを受けることはほぼ無いので大企業に勤めることは安心・安泰です。

ネームバリューや信用度が高く色々と”モテる”

大企業の看板は生活の様々なところで活きてきます。

ハンパない社会的信用度が得られるので、賃貸住宅を借りる時の審査で落ちることはないでしょうし、家を買う時の住宅ローンだって低金利でしかも大きな金額を借りることができます。

マジメに仕事をしていけば、幅広いキャリアと経験が積めますし、ビジネススキルもある貴重な人材になるので転職もしやすいでしょう。他の大企業にだって割とすんなり転職可能。

中小企業であれば引っ張りだこになることも。

男の場合は30歳前後の結婚適齢期に合コンに行けばモテること間違えなし。その頃には世間一般よりもかなり大きな給料を手にしてますんで。

大企業で働くデメリット・考えモノな所

飛び級のない昇進昇格と昇給

大企業の昇進昇格は、一般的な考え方とは逆かもしれません。

それはデキる人を抜擢するというより、デキない人を上げない人事だということ。

全員一律にスタートし、一人二人と徐々に脱落していくイメージです。

入社後〇年目にはこれくらいの仕事ができる、△年目にはこれくらい、という目安に達成していないと昇進昇格できないシステムになっています。

加えて課長は□年目から、部長は☆年目からって決まっていることもあります。

担当替えや異動が頻繁なので仕方ないことかもしれません。例えば数億円の売り上げ貢献があったとしてもそれはたまたま担当していた可能性があるからです。

このシステムは、デキる人には歯がゆく感じることでしょう。頑張っても頑張ってもデカい昇給やボーナスの変化は無いし、無能な先輩をなかなか追い抜けないことも。

逆に言えば、かなり安定性のある制度で普通の人にとってはありがたいシステム。

着々と仕事をこなしていけば、昇給もするし、昇進昇格もできるから。

見えないブラックな部分もある

会社全体ではホワイト企業とみなせても特定の部署だったり、繁忙期ではブラック企業並みに働くこともあり得ます。

特に部門長がブラック体質だとそうなりやすい。

メリットの項目で紹介したとおりで優秀な人が多い大企業ではありますが、一定数はヤバめの人はいますので。

特に精神系の発達障害を思わせる方もいて、対人関係が苦手なことから組織運営がまともでないケースもあります。

そういった部門に配属・異動するとたまったもんじゃありませんが、優秀な人はたくさんいますから、そのような方はすぐに淘汰されていきます。

まぁ繁忙期だけは仕事量が極端に増えるのは仕方ないかもしれません。それでも法に触れるようなことはしないのが大企業ですから安心かと思います。

イヤな仕事・面倒な雑用など仕事が選べない

担当業務の入れ替えや異動が多いことの弊害で、好きでない仕事や不得意な仕事をしなければいけないことも十分あります。

評価が下がるため仕事を選べないのはサラリーマンの悲しいところ。

成長やキャリアップのためと思えばそうですが、イヤな仕事ほどストレスなものはありません。

また大企業は事務作業や慣習業務が多い。いちいち書類があるし一個一個が面倒なのは覚悟が必要です。

ただそれは、あとから履歴が追える、あいまいにしないために「体制がしっかりしている」ことの裏返しです。後のことを思えば、有耶無耶に仕事をする方が良くありません。

狭すぎる専門業務によるスキルの偏り

どのような業界でも技術の発達が目まぐるしく、仕事がどんどんと高度化・複雑化しています。

異動が多いと言っても特定分野に限定したものに留まることも最近では多くなっています。

これはどう捉えるかで、大企業のメリットにもなるし、デメリットにもなります。

その道のプロになりたいならメリットだし、幅広く色々なことがやりたい人にとってはデメリット。逆に様々な業務を行うことがメリットと感じる人もいれば、デメリットと感じる人もいる。

デメリットの項目に記載しましたが、ホントどうとでも考えられることです。

アナタはどうですか?

会社の状況や他部署業務が全く分からない

私がまさにそうですが、会社の大きな動きを新聞で知ることが多いです。

他の会社を買収したとか、すごい技術を開発したとか。

大きな動きほど内密に進みますから仕方ないのは分かります。でもちょっと寂しいな。

あと、社内に人が多すぎ。

社員に加え、派遣、請負、立ち入り業者など、本当にたくさんいます。

たくさんいすぎて、社内で可愛い女子を見つけても名前も分かりませんし、その後二度と会うこともありません。部署も不明です。

合コンなんかいかなくてもある意味「出会いは豊富」です。

仲間意識の希薄、個人主義の横行

大企業は敷地も広く人も多いのに加えて、異動も多く業務の専門化が進んでいるため、人のつながりが薄くなっていると感じています。

1日誰とも話すことなく終わることはさすがにありませんが、チームが違うと横の人が何をやっているのかも分からないことも十分あります。

ただこれも人によって捉え方は様々。

飲み会などは少なく一人で黙々とやりたい方には良い環境です。逆に同僚と友人として仲良くしたいって方にはあまり向いていないかも。

しかし、これは会社や部門によって全く違います。OBOGから会社の雰囲気を聞くといいでしょう。

縦割り社会で部署横断的な業務がとことん苦手

大企業では組織の役割が明確に定められています。テリトリーが決まっているってこと。

お互いよそ様の島には口出ししないのが基本。

仕事があいまいにならず良いことではありますが、担当業務が隣の部署に及ぶような場合でも多少の影響くらいなら調整なく進めてしまうことも。

それが後から大きな問題になったりして。

はじめから部署横断的に検討を進めていれば問題にならなかったのにってことは何度も経験しています。

これは自分が仕事をどう進めるかである程度変えられることです。大企業で働くことになったらこの辺を意識するとグッと評価が高まるでしょう。

巨人がゆえの遅い動き・決断力

大企業はお役所並みにハンコ社会です。

書類一つ作るのにどんだけハンコがいるんだよってくらい確認してもらう必要があります。何をやるにしても上司にお伺いしないといけないし、場合によっては上司もそのまた上司にお伺いすることになります。

そうこうしている内にあっという間に1週間、2週間経ってしまい、全然仕事が進まないこともあります。

ただ、これも部署間の調整と同じように自分の仕事の進め方次第ってところがあります。まさに腕の見せどころ。

普段から上司と十分関係性が出来上がっていれば、スムーズにハンコがもらえることでしょう。

この辺りの技術は会社では教えてくれないことがあるんで、大企業としては例外的に自分で本やセミナーなどで勉強する必要があるかもしれません。

またハンコ社会は、ある意味で責任が分散されるので良いことでもあります。

無策だと時間がかかってしまうので、スムーズに仕事を進めるために必要なことがあるってことを大企業に入る時の心構えとして持っておいてほしいです。

チーム業務の負の部分。同僚の働きが自分にも影響

特に定年間近のおじさんに多いのですが、仕事をサボる一定数のせいで若手がやる気をなくすことも。

「なんで自分より給料が高いおっさんが働かないで、自分がこんなにやらなきゃいけないんだよ!!」って。

でもそういった方でも働ける環境であることは、安定感や体力がある証拠。

チームみんなでおっさんをうまく使う方法を考えられるようになるとベストですね。

鶴の一声での大転換も。勝手に進む仕事

検討に検討を重ねて役員に上申した結果、あっさりと進める方向性が変わることも。役員との距離が遠いために起こることで、大企業ではよくあること。

また、仕事の属人化を避けることにより自分がいなくても仕事は回ります。メリットでもありますが「自分は必要なんだろうか」と思うことにもつながりません。

頑張って考えてきた結果、あっさりとひっくり返るとなおさらです。

こればかりは仕方ない話です。

知らずに入社するのは不幸です。大企業とはそういうものだと思ってください。

悪い意味での異動・転勤が多い

大企業のメリットとして、キャリアップできる異動が多いと紹介しましたが、悪い意味での異動も十分あり得ます。

それは全く希望していない部署への異動、関係会社への出向であったり、海外も含めて遠方への転勤です。

表向きは本人希望を尊重するとする会社が多いとは思いますが、断れば上司の心証が良いはずがありません。

ですが、これも考え方次第でメリット・デメリットになるでしょう。

それは希望していないのが「食わず嫌い」な可能性があるためです。やってみたら案外おもしろいし、自分にあっているかもしれません。

遠方への転勤も住めば都のとおりで、行ってみると楽しいかもしれません。

あと誰も知っている人がいない新天地では、家族の絆が深まるなんて話も聞きます。

キャリアによっては転職できても役に立たないことがある

大企業のサラリーマンでありがちなのが、担当する仕事のスケールが大きいだけに「自分ができる人間」だと勘違いしてしまうこと。

そういった仕事がスムーズにできるのは、大企業の看板や優秀な同僚のおかげだったりするものです。

大したスキルも形成されていないのに中小企業に転職し、会社の看板が無いために仕事が全くできずに使えないヤツになることも「あるある」です。

大企業に入社後に転職が頭をよぎる時、本当に自分には他社で活躍できるスキルがあるのかを自問する必要があります。きちんとステップを踏んで仕事に取り組めば身につきますので安心してください。

転職が恐怖になり、周りからの理解が得られにくい

転職の話の続きですが、キャリアップのために転職しようと自分では思っていても大企業のネームバリュー、給料、福利厚生などから考えると親や家族などから理解を得られない可能性が高いこともあり得ます。

人間は良い状態から離れるのは怖いものですから。

大企業に入社して経験を積んだ後に転職してステップアップを考えているなら、いざそういう時にどう説得するかも考えておいた方がいいでしょう。

就職活動中のあなたが大企業に就職するためにまずすべきこと

大企業で働くためには、大手の就活サイトに複数登録するところから始まります。

大企業は取引先も大手を選ぶ傾向にあるためです。

リクナビ」と「マイナビ」の2大就活サイトは、定番中の定番です。この2つのサイトに登録せずして大企業への就職なしです。

私の勤め先の新卒採用情報を見てみると「リクナビ」と「マイナビ」に登録するところから始まっています。これらのサイトでは、当社の特設コーナーができていました。

簡単に複数の就職サイト登録へ登録するのに便利な「イッカツ」というサイトもあります。ぜひ登録して大企業への就職の第一歩としてくださいね。
Start就活

大企業への転職するための近道

大企業に転職するためには、大手の転職会社が運営している転職サイトや転職エージェントに複数登録するところから始まります。

大手の転職会社にする理由は、大企業は取引きを行う業者を選んでいるためです。

自社の要求に答えられる体力のある会社や内部統制がキチンとしている大企業しか取引先に選定しません。どうしても規模の小さい会社に発注する必要がある場合は、値段が高くなっても間に必ず大きな商社を入れます。

キャリア採用も同じです。

大企業は、転職サイトや転職エージェントも大手にしか依頼しません。大手といっても複数ありますし、転職を希望する会社がどの転職サイトを活用するか分かりませんから複数登録することも必要です。

登録作業だとか転職サイトやエージェントとのやりとりは少し面倒ですが、それを乗り越えればこの記事で紹介した超手厚い大企業の福利厚生もアナタのものです。

まず登録すべき大手の転職サイトは次の3つです。いずれも私が現在の大企業に転職する際に登録していたサイトで、今の会社の求人を調べたら3つとも掲載されていましたよ。

私は結局は薬剤師用の転職サイト「リクナビ薬剤師」の紹介で転職しましたんで、やっぱりリクルートは歴史がある分、大企業からの信頼感が高いのでしょう。

ということで、王道のリクナビNEXTをまずはおススメします。

また、インテリジェンスの「DODA」も古くからある会社のためおススメします。

最後にマイナビ転職です。

まとめ

大企業の特徴を実際に大企業に勤める私が、私の目線でメリット・デメリットに分類して合計30個を紹介しました。

メリットと思うかデメリットと思うかは、人それぞれの考え方・感性によって異なるので、30個の切り口を自分ならどう思うかを考えてほしいと思います。

そうすれば大企業以外の選択肢は考えられないのではと思います。

トータルで大企業に勤めるメリットは大きく、ベンチャーでバリバリできる一握りの超優秀な人以外の普通の人は大企業を、しかもできる限り規模の大企業をぜひ狙ってほしいと思います。

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