乗り物酔い止めのオススメ市販薬| よく効く薬剤師愛用の一品を紹介

乗り物酔いをしない方ってものすごく尊敬します。

普通の車であれば普通に乗っていれば大丈夫なのですが、新聞・本・スマホなどを読むとあっという間に酔ってしまいます。

他の人の運転もできれば避けたいところ。

こんな感じの方って多いのではないでしょうか。

そんな乗り物に弱い私が、問題なく船やバス、揺れの激しい「スーパーあずさ」などの特急電車に乗る時に欠かさず服用するオススメの市販薬の乗り物酔い止めを紹介しましょう。

旅行は楽しく行きたいですもんね。乗り物に酔っている場合じゃありません。

ぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、乗り物酔い止めの薬は、「めまい」の時に服用することで症状を緩和させることもできます。これから紹介するオススメ市販薬を病院を受診するまでの「つなぎ」として服用するのもアリです。

眠ってもいいオススメ市販薬

「アネロン ニスキャップ」を最もオススメします。

この薬は、脳から出される「ヒスタミン」という生理物質が作用しないようにする薬です。

ヒスタミンを作用させないことで気分を落ち着かせて乗り物酔いの吐き気などの症状を抑える薬です。また、唾液や胃酸の分泌を抑える成分も複数配合されており、胃腸からくる吐き気も抑えることができる薬です。

見出しにもあるとおりで、気分が落ち着き眠くなるため、服用後に寝てしまっても問題ない時に適しています。

「アネロン ニスキャップ」が私が最もオススメする薬です。

酔い止めを飲んだからと言って症状が全くなくなり、本などが読める体になるわけではありません。無理をすれば酔ってしまいますから寝てしまった方が絶対に楽ですので。

景色も一緒に楽しみたいので寝たくない方は次にオススメする乗り物酔い止めではどうでしょうか。

眠りたくない時のオススメ市販薬

「トラベルミンR」をオススメします。

医師もめまいの薬としてよく処方する「ジフェニドール塩酸塩」が主成分で比較的眠くなりにくい薬です。さらにカフェインも配合されていて、興奮作用によって眠気には安心です。

一点注意してほしいのは、「トラベルミン」と付く商品には色々種類があってそれぞれ配合成分が異なるところ。

必ず「トラベルミンR」であることを確認しましょう。

参考:子供の乗り物酔いのオススメ市販薬

「アネロン キャップ」を最もオススメします。

私が自信をもってオススメと紹介した「アネロンニスキャップ」と全く同じ成分を配合した薬であることがオススメ理由です。

子供用は大人用の半分の量になっています。

逆に言えば、この薬を2カプセル飲めば大人用使えますので、この薬だけあれば家族で共有することも可能です。

乗り物酔い止めが効くまでの時間

薬は胃や腸で溶けて体に吸収されて十分効果を発揮するためには30分はかかります。

乗り物酔いになってからでも効果はありますが、しばらく症状に悩まされることになります。酔いによって戻してしまうこともあるので、乗り物に乗る30分前くらいに服用できるとベストです。

乗り物酔い止めが効いている時間

薬の種類によって異なります。

最もオススメの「アネロン ニスキャップ」は1日1回だけで長時間効く薬ですので、1回飲めば半日以上は効果があるでしょう。

一方でトラベルミンRは、4時間空けてれば服用可能と説明書に書いてあるくらいですから、4時間経てば効果がなくなるのと同じことを指しています。

箱や説明書を読んでだいたいの効く目安を知っておきましょう。

オススメ乗り物酔い止めと一緒に服用できる市販薬

乗り物酔いによる吐き気、めまい、頭痛は、いずれもオススメ市販薬を服用することで解消されますが、それでも「頭痛」と「胃の不快感」がある時に一緒に服用可能な市販薬を紹介します。

頭痛に効く市販薬

多くの乗り物酔い止めには、多くの頭痛に効く痛み止めにも配合されている「カフェイン」が入っているので、カフェインの重複はさけるべきです。

箱を見て「カフェイン」と書いていない市販薬を選んでもらえば問題ありませんが、最もオススメなのはやはり痛み止めの王様「ロキソニンS」です。

同じロキソニンでも「ロキソニンプレミアム」には「カフェイン」が配合されているので注意してくださいね。

胃の不快感に効く市販薬

乗り物酔いによる胃酸の出過ぎによって胃の不快感が起こります。

ですので、胃酸が出るのを抑える市販薬「ガスター10」を最もオススメします。

注意してほしいのは「サクロン」などです。

胃の痙攣を抑える成分が多くの乗り物酔い止めにも配合されているので、成分が重なってしまうためです。

セルフメディケーション税制の対象品

市販薬を購入すると税金が安くなる「セルフメディケーション税制」という制度が2017年1月から始まりました。

セルフメディケーション税制を詳しく確認する
市販薬によってこの制度が摘要できるかが異なりますので、この記事でオススメした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかも紹介しますね。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名 対象
アネロン ニスキャップ ×
トラベルミンR ×
アネロン キャップ ×

※2017年10月18日時点

まとめ

私のように乗り物酔いを持つ同志に向けて、乗り物酔いに効くオススメ市販薬を2つ、子供用に1つの合計3つを紹介しました。

まずは乗り物酔いにならないよう前日は十分睡眠を取る、乗る前にほどほどに食べておく、遠くを見ながら乗るようにするなどの予防が大切です。

予防方法は乗り物酔い止めを販売している製薬メーカーのウェブサイトを参考にしてみてください。
参考記事のタイトルとURLを入力してください

それでも酔ってしまうに頼りになるのが市販薬。

酔い止めは子供も大人も同じ成分が使用できる薬であることが多く、子供用の場合は大人用の半分量が配合されているケースばかりです。

「アネロン キャップ」を家族で購入しておき、大人は2カプセル服用して家族で共用するのもいいでしょう。

また同じ薬は乗り物酔い以外の「めまい」にも服用可能です。頼りすぎるのはよくありませんが耳鼻科を受診するまでの一時しのぎとして服用することも可能です。

酔い止め以外の他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクか、画面上部のメニューボタンからどうぞ。

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