妻の手湿疹を治した薬剤師オススメの市販薬・ハンドクリーム【主婦湿疹・手荒れ】

私の妻は専業主婦で、子供の世話を始めとしてありとあらゆる家のことをしてもらっています。

元々肌が弱いってこともあるのでしょうが、主婦業をがんばりすぎているのもあって、手荒れ・アカギレが起きてしまう「手湿疹」、「主婦湿疹」に悩んでいました。

夏はそんなにひどくはないものの手はカサカサしていますし、冬は指という指にアカギレが出来てしまい、いつも痛そうに皿洗いをしていました。

皮膚科を受診すべきだったのですが本人があまり乗り気ではなかったので、薬剤師の知識を活かして私と二人三脚で市販薬やハンドクリームを使うことで治せないものかといろいろと試してもらいました。

そしてついに私が選んだ2つの市販薬、ハンドクリームとプラスアルファの方法でほとんど治すことができたので、ぜひ皆さんにも知っていただきたく紹介しますね。

手荒れ・手湿疹・主婦湿疹の症状、発症する理由

水仕事による水自体や洗剤が、天然の「保湿剤」である皮膚や皮脂を奪い取ってしまい、本来ではなんともないちょっとした刺激でも体が反応してしまって、手荒れ、アカギレ、発疹などの症状がでてしまいます。

皮膚や皮脂を奪うものは水仕事以外にもあって、段ボール、紙、服をよく触る方も発症しやすくなります。

症状は、水ぶくれやブツブツができるしっとりタイプと私の妻のようにアカギレを起こすほど乾燥するタイプの2つがあります。

どちらが起こりやすいのかは体質次第です。

水ぶくれやブツブツが起こるしっとりタイプのオススメ市販薬

しっとりタイプとは言っても元々の原因は皮膚や皮脂がなくなること。

ですので、「保湿」が重要です。保湿には後で紹介する乾燥タイプの方に使うオススメ市販薬を使うと効果的。

加えて、水ぶくれやブツブツはアレルギー反応で発生しますので、アレルギーを抑えるステロイド剤を使うと良いでしょう。

手湿疹・主婦湿疹の場合は、手の皮膚が薄くなっているのでステロイドがよく効きます。

そのため、強力なステロイドだと強すぎてしまうので、赤ちゃんの肌にも使うような弱いステロイドを使用することをオススメします。

市販薬の弱いステロイドは、赤ちゃんにも使うステロイド剤「ロバックHi」が最もオススメ。

乾燥してアカギレができる乾燥タイプのオススメ市販薬

乾燥タイプの手湿疹・主婦湿疹では、保湿を行って潤いを与える薬血行を良くして傷の修復を早める薬の2つを使うと効果的。

それぞれによく効くオススメ市販薬を紹介します。

乾燥タイプだった私の妻もこの2つの薬を使い、1か月くらいで手湿疹・主婦湿疹を治しました。

保湿を行って潤いを与えるオススメ市販薬

「フェルゼア ヘパキュアクリーム」を最もオススメします。

この薬には、皮膚科医師も保湿のために本当によく処方する「ヒルドイド」の主成分「ヘパリン類似物質」をヒルドイドと同じ量含んでいるところがポイント。

さらに傷の修復を早める成分乾燥による痒みを抑える成分も含まれていて、まさに乾燥タイプの手湿疹・主婦湿疹のためにあるような薬です。

また、肌の乾燥を和らげる成分といえば「尿素」がメジャーです。しかし尿素は刺激性があるために傷があるとしみて痛い思いをすることになるので、乾燥タイプには合いません。

フェルゼア ヘパキュアクリームは、尿素を配合していていない保湿力のある薬ですからアカギレがあってもしみませんので安心して使用できます。

血行を良くして傷の修復を早めるオススメ市販薬

「ザーネクリーム」を最もオススメします。

この薬には、血行を良くする「ビタミンE」角質の水分を保持する働きのある「レシチン」が配合されている塗り薬です。

血のめぐりを良くすることで傷の修復が早くなりますし、失われた水分が補給できるので手湿疹・主婦湿疹に効果的。

即効性はありませんが着実に治すというイメージです。

手湿疹・主婦湿疹を治すために行った薬以外の2つの工夫

私の妻の症状を治すために使った2つの市販薬「フェルゼア ヘパキュアクリーム」、「ユベラリッチ」以外に次に紹介する2つの工夫も一緒に行いました。

参考にしてみてください。

ハンドクリーム「ニベア青缶」でこまめにケア

何年前か忘れてしまいましたが、ニベアクリーム(青い缶)の成分は、3万円もする芸能人やセレブが愛用する「ドゥ・ラ・メール」という超高級クリームとほとんど成分が同じっていう話が話題になったことを覚えていますか?

妻の手湿疹・主婦湿疹の治療を行ったのは、ちょうどその話題になっていた時でしたので、迷いもなくニベアクリームも一緒に使うことにしました。

ニベアクリームは、手が空いた時や水仕事が終わった後など、とにかくこまめに塗るようにしました。1日10回くらいだと思います。

食器洗い時は100均で購入したゴム手袋を装着

水や洗剤になるべく触れないよう、ご飯を作る時は難しいにしても食器を洗う時はゴム手袋を装着しました。100均で買えるもので十分です。

ゴム手袋は、手荒れを引き起こす原因を取り除くことですから実はこれが最も重要かもしれません。

肌荒れに効く飲み薬も一緒に服用できると効果的

妻の手湿疹を治した塗り薬のオススメ市販薬とハンドクリームを紹介しました。

これ以外にも肌荒れに効く飲み薬のオススメ市販薬もありますので、一緒に使えるとさらに効果的ですので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

手湿疹・主婦湿疹は、その名のとおり水仕事が多い主婦がなりやすい手荒れの病気で、水仕事によって皮膚と皮脂が少なくなり、ちょっとした刺激で体が反応しまうことで症状が出ます。

症状は体質によって「乾燥タイプ」「しっとりタイプ」に分かれます。

乾燥タイプはアカギレになり、しっとりタイプは水ぶくれやブツブツができてしまいます。

乾燥タイプは保湿と血行に効く薬で治療し、しっとりタイプはそれに加えてステロイドも一緒に使って治療すると効果的。

どちらのタイプも保湿のハンドクリームでのこまめなケアとゴム手袋での予防も重要です。

ちなみに乾燥タイプの私の妻は、市販薬2種類「フェルゼア ヘパキュアクリーム」・「ユベラリッチ」、ハンドクリーム「ニベア青缶」とゴム手袋の4本柱でほぼ完治することができました。

その後はハンドクリームとゴム手袋のみで、ここ2~3年は乾燥のひどい冬でも多少の手荒れはありますがアカギレになるような事態にはなっていません。

手荒れに悩んでおられる方はぜひ試してみてください。

手湿疹、主婦湿疹、手荒れ治療薬以外の他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクか、画面上部のメニューボタンからどうぞ。

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