【厳選:2017年】薬剤師がおすすめする一般用の花粉症治療薬【第一類医薬品】

シェアする

【この記事は毎年1月から2月頃に更新して常に最新版にしておきます。】

花粉症は目や鼻の症状が辛くて何もしたくなくなりますよね。

実は花粉症に各症状で集中力が落ちると労働生産性がかなり落ちることが知られております。働く上でも効率が落ちるということであれば、勉強もだしその他のことだって当然効率が落ちます。

花粉症の症状があるけど病院に行くのが面倒!!って方に朗報です。市販の花粉症治療薬の充実っぷりは他の病気にはないくらいすごいものがありまして、正直言って花粉症ごときで病院に行く必要はもうございません。

そこで、ベテラン薬剤師が2017年1月10日現在で発売されている市販の花粉症治療薬で厳選したおススメの薬を紹介します。

市販薬で治療すると費用は病院受診よりも少しかかりますが、2017年からは対象の市販薬を購入すると税金が控除される「セルフメディケーション税制」が始まり、市販の花粉症治療薬の多くはこの恩恵にあずかることができます。

ドラッグストアでさっと買える市販薬でお得に辛い花粉症シーズンを乗り切っちゃいましょう。
セルフメディケーション税制についてはこちらの記事が参考になります

「セルフメディケーション」は、英語で「自分自身」という意味を持つ「self:セルフ」と「薬物療法」という意味を持つ「medicati...
スポンサーリンク




内服薬について

医療用医薬品として耳鼻科医師も現役で使用し、含有量も同じ薬がいくつか発売されています。それが次の5つの薬です。

  • アレグラFX
  • ストナリニZ・コンタック鼻炎Z
  • アレジオン20
  • エバステルAL
  • クラリチンEX

アレグラFX:眠気が少ない

概要

アレグラは最も眠気が出にくい鼻炎薬です。
ただ、効果の面で少し弱いと感じる方もいるかもしれません。

医療用と全く同じ量が配合されており、飲み方は1日2回 1回1錠です。

価格(楽天 最安値)

アレグラFX 14錠 980円(140円/日)
アレグラFX 28錠 1,488円(106円/日)

医療用のアレグラの価格

アレグラ錠:64.9円/錠×2錠の3割 ⇒ 約39円/日
後発品:19.4円/錠×2錠の3割 ⇒ 約12円/日

以前は、医療用のアレグラも結構な値段していましたので、市販薬を購入しても費用面ではそんなに変わらなかったのですが、今は結構違いますね。

長期間服用する場合は病院に行った方がかなり安いですが、1週間程度であれば病院の基本料や診察料、薬局の基本料や調剤料などの基礎料金が加わりますからそんなに値段は変わりません。

格安の市販のアレグラもあります

ここ数年で病院を受診して医師から処方してもらわないと入手できなかった医療用医薬品が、市販薬として発売されるケースが多くなってきていま...

ストナリニZ・コンタック鼻炎Z:3つの中では効果が高い

概要

この記事でおススメの3つの薬の中では高い効果が期待できます。一方で眠気もそれなりに気をつける必要があります。

この薬もアレグラと同じく、医療用と全く同じ量が配合されています。

医療用の薬の商品名は「ジルテック錠」です。
アレグラと違うのは1日1回 1回1錠の服用で効果があるところです。

価格(楽天 最安値)

ストナリニZ・コンタック鼻炎Z 10錠 1,366円(137円/日)
ストナリニZ・コンタック鼻炎Z 14錠 1,600円(114円/日)

※ストナリニZ・コンタック鼻炎Zは「第一類医薬品」で薬剤師の確認が必要なためアマゾンでは販売しておりません。

医療用のストナリニZ・コンタック鼻炎Zの価格

ジルテック錠 :92.2円/錠×1錠の3割 ⇒ 約28円/日
後発品  :22.1円/錠×1錠の3割 ⇒ 約7円

ストナリニZ・コンタック鼻炎Zは、価格的には病院をかかった方が断然安いですね。
あとはそれが面倒かどうかです。

アレジオン20:効果はう~ん、微妙

概要

2015年に有効成分が20mg含有された医療用と全く同じ市販薬が新たに発売されました。

しかし、20mgとはいってもこの薬は、医療用医薬品としても少し古い薬で、効果も副作用も中途半端な印象です。

飲み方は1日1回 1回1錠で、アレグラよりかは飲みやすいです。

価格(楽天 最安値)

アレジオン20 6錠 845円(141円/日)
アレジオン20 12錠 1,149円(96円/日)

医療用のアレジオンの価格

アレジオン錠:120.3円/錠×1錠の3割 ⇒ 約36円/日
後発品:  29.4円/錠×1錠の3割 ⇒ 約8.8円/日

価格だけみたらアレジオンもストナリニZやコンタック鼻炎Zのように病院を受診した方が費用面では安いですが、受診の時間などを考えればどうでしょうか。

エバステルAL:効果が強い

概要

エバステルは、耳鼻科でもよく使用される薬で効果が高い印象です。

効果が強い分だけあって人によっては眠気が少し強くでることがあります。

医療用と全く同じ量が配合されており、飲み方は1日1回 1回1錠です。

価格(楽天 最安値)

エバステルAL 6錠 1,420円(237円/日)
エバステルAL 12錠 1,980円(165円/日)

※エバステルALは「第一類医薬品」で薬剤師の確認が必要なためアマゾンでは販売しておりません。

医療用のエバステルの価格

エバステル錠:91.7円/錠×1錠の3割 ⇒ 約28円/日
後発品:41.6円/錠×1錠の3割 ⇒ 約12円/日

エバステルは医療薬と発売されて結構時間が経っていますからかなり安くなっています。

逆に市販薬の方は発売されてまだ3年、インターネットで購入できるようになったのは2017年からですからまだまだ高値なので、現時点ではエバステルは医療薬の方が断然安いです。

クラリチンEX:眠気が少ない

概要

クラリチンは、エバステルと同じく耳鼻科でもよく使用される薬で、効果がある程度あって眠気の少ない印象です。
ただ、眠気が少ないといってもアレグラ程ではありません。

現時点では市販のクラリチンは「要指導医薬品」に区分されており、インターネットでは販売されておりません、薬剤師から直接購入するしかない薬です。

効果と副作用がバランスのとれた薬ではあるので、医療現場ではよく使用されてはいますが市販薬は入手しづらいですね。

店頭販売価格が分からないので、価格比較は控えさせていただきます。

おススメの服薬方法

まずは、副作用の眠気が少ないアレグラFXをお試しください。
アレグラFXでは効果が弱い場合はストナリニZ・コンタック鼻炎ZかエバステルALに切り替えてください。

この3つでほとんどの方は満足いただけると思います。

花粉症の内服薬は効き方に個人差が結構ありますから、ストナリニZ・コンタック鼻炎ZかエバステルALのどちらがいいかは飲んで確かめるしかありません。

もしかするとそれら3つでは満足できない方もおられるでしょう。そんな時の最終手段として、薬剤師のいるドラッグストアや薬局に行ってクラリチンEXを購入してはどうかと思います。

アレジオン20は効果が少しどうかな・・って印象ですから、試さなくてもいいかも。

但し、1日1回とか服用回数が少ない薬は、最も効果を発揮するまでに数日を要します。従って1日服用しても効果がないと判断するのではなくて少なくとも3日は服用してから効果を判定するようにしましょう。

それでもダメな場合は、下記で紹介する点鼻薬と点眼薬を一緒に使うのをまず最初に試してください。

それでもまだダメなら・・・、完全に自己責任でお願いしたい内緒の話ですが、

「指定の服用量で効果がでない場合は、通常であれば2倍程度なら服用しても大丈夫です。」

私は結構やりますよ。効果と引き換えに眠気も起こりやすいですからそこは要注意です。

点鼻薬について

鼻水、鼻づまりといった鼻の症状がひどい時には内服薬に加えて点鼻薬も使うと効果的です。

点鼻薬は大きく分けて下記3つが市販薬として発売されています。

  • ステロイド
  • 血管収縮剤
  • 抗アレルギー薬

まず最初に使用するのはステロイドの点鼻薬で、症状が強い場合は血管収縮剤を使用してください。

抗アレルギー薬だけの点鼻薬は販売しておらず、血管収縮剤と一緒になっちゃっていますので、ステロイドと血管収縮剤の2本を使い分けるといいでしょう。

ステロイド

ステロイドは怖いイメージがありますが、短期間でかつ局所使用であるなら恐れるものではありません。

最も効果が期待できますので、もし使用するのであればこの薬を使用するようにしてください。

『鼻アレルギー診療ガイドライン』では、上述の内服薬とステロイドの点鼻薬で治療を開始することが薦められています。

2015年に発売された、医療用でよく使用されているステロイドと同じ成分・量を含有する点鼻薬「パブロン鼻炎アタック」がおススメです。

価格(楽天 最安値)

パブロン鼻炎アタック<季節性アレルギー専用> 983円/本

医療用のパブロン鼻炎アタック<季節性アレルギー専用>の価格

フルナーゼ点鼻液:711.7円/本の3割 ⇒ 約213円/日
後発品:  465.4円/錠の3割 ⇒ 約140円/日

やはり医療用医薬品の方が安いです。何度も言いますが受診する時間をどう考えるかです。

血管収縮剤

ナファゾリンなど「○○ゾリン」という成分を含む点鼻薬が血管収縮剤に該当し、ほとんどの市販薬の点鼻薬に含有しています。

驚くほどすっきりとした効果が得られますが、短時間の内に効果がなくなります。

そしてまたすぐ使うと・・・を繰り返していると効きが悪くなるところか、逆にひどくなる可能性があります。

血管収縮剤を含む点鼻薬はあまりオススメできませんが、症状ひどい場合には重宝します。

私はステロイドをまず使ってみて、効果が足りない時にこの種類の薬を追加で使用します。

よく使用するのは「コールタイジンa」です。この薬にもステロイド入っていますが、上で紹介したステロイドの点鼻薬と一緒に使って効果を高めています。

価格(楽天 最安値)

コールタイジンa 780円/本

点眼薬について

花粉症の目薬だけは、医療用でよく使用されるものが市販薬で発売されておらず、内服薬や点鼻薬みたいに高い効果は期待できません。

なので、どれを使ってもそう対して効果は変わりませんが、有効成分が複数配合されていてあらゆる方面から花粉症の症状を抑えるように工夫された目薬がいいでしょう。

そのような目薬の中でイチオシなのが、「ロート アルガード クリアブロックEXa」です。

価格(楽天 最安値)

ロートアルガードクリアブロックEXa 950円/本

市販薬で花粉症治療する方法のまとめ

病院へ行かず花粉症治療をするなら・・・

アレグラFXを服用しながら、パブロン鼻炎アタック<季節性アレルギー専用>とロートアルガードクリアブロックEXaを使用する。

それでも効果が薄いなら、内服をストナリニZ・コンタック鼻炎Z又はエバステルALに変える。さらにダメならお店に行ってクラリチンEXを購入して服用してみる。
但し、内服は3日程度様子を見る必要があるところは要注意です。

それでもダメならあなたはかなり重症の可能性があります。耳鼻科や眼科を受診して専門的な治療を受けましょう。

この記事とは違う観点で市販の花粉症治療薬を紹介している記事

市販の鼻炎薬は、花粉症でのくしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻症状にお世話になる方が多いと思います。 市販の鼻炎薬は医療用として...