医師も推奨 花粉症・鼻炎の症状を確実に軽くする市販の点鼻薬

花粉症ってツラいですよね。

私はまだ「花粉症」という言葉があまりなじみがなかった頃から花粉症を持っていた最先端を行くイマドキな男子だったわけで、かれこれ30年以上にわたって花粉症とお付き合いをしている草食系男子なんです。

とまぁよくわからんことを書きましたが(汗)、このブログでも何度か紹介しているとおり花粉症の治療って治療費のことを差し置けば、市販薬でも耳鼻科を受診するのとほぼ同じ効果が得られる薬が発売されています。

こうした傾向は内服薬である飲み薬から始まり、2017年現在では点鼻薬でも耳鼻科医師もバリバリ使う薬が市販薬で発売されています。

この記事のタイトルにある「医師も推奨」とはどういったことなのか、そして肝心のその市販薬を紹介すると共に私が愛用している点鼻薬もありますからそれも一緒に紹介しちゃいましょう!

まずは「医師も推奨」の理由を紹介

鼻アレルギー診療ガイドラインについて知ろう

医師は自身の診療経験に基づいても治療を行いますが、近年では「EBM:evidence-based medicine」といって科学的根拠に基づいた治療を行うことが主流となっています。

医師が各自で自分が行おうとする治療が、科学的に確かなものかどうかを調べるのは困難ですから学会が「診療ガイドライン」としてまとめて配布しています。

病気によって診療ガイドラインがある/ないがありますが、高血圧、糖尿病などメジャーな病気にはガイドラインがあります。

花粉症は昔と違って今は国民病とも言えるメジャーな病気ですからガイドラインがあります。

それが『鼻アレルギー診療ガイドライン(2016年改訂)』です。

実は「花粉症」は正式な病気ではありません。正式には「アレルギー性鼻炎」といい、鼻アレルギー診療ガイドラインを参考に治療が行われます。

そう、ほとんどの耳鼻科医師が花粉症治療で参考にするのがこのガイドラインで、ガイドラインに記載されている治療薬が医師推奨の薬となるのです。

ガイドライン推奨の花粉症治療薬

ガイドラインの一部抜粋が下図のものです。
nose
ご覧のとおり、初期療法から重症・最重症まで「ステロイドの点鼻薬」で治療することが推奨されています。

以前からステロイドの点鼻薬は市販薬として発売されていました。しかし成分は医療用薬と同じでも量が半分しか配合されていませんでした。

2015年末頃に医療薬として使われている市販の新しいステロイドの点鼻薬が発売され、耳鼻科を受診しなくても鼻アレルギーガイドラインで推奨されている治療が市販薬でも行えるようになりました。

ガイドライン推奨の市販の点鼻薬

それは「パブロン鼻炎アタック<季節性アレルギー専用>」です。

パブロン鼻炎アタックは、耳鼻科でよく使用される「フルナーゼ点鼻薬」と同じ成分・量の薬です。

ステロイドの薬ですがガイドラインで軽症の方から使えるくらいですから怖くはありません。

スポーツのドーピングの世界でも飲み薬や注射のステロイドはドーピング違反となりますが、点鼻のステロイドはドーピング違反にはなりません。

それって点鼻のステロイドは全身の作用がないのを示しているということで、鼻でのみ作用してそれでオシマイというところが安心できます。

次にガイドライン推奨の薬ではありませんが、私が愛用している鼻づまりに劇的な効果を発揮する点鼻薬を紹介しましょう。

私の愛用の点鼻薬 鼻づまりにガチで効果的

それは「コールタイジン点鼻液a」です。

コールタイジン点鼻液aには、「塩酸テトラヒドロゾリン」という成分が配合されており血管収縮作用があります。

鼻づまりの原因は花粉などのアレルギー物質が原因で鼻の中で炎症が起こって、血管が広がり鼻の穴を小さくしてしまうためです。そのため血管収縮作用のある成分を使うと鼻の通りが良くなります。

その作用はすさまじいものがありまして、完全に鼻が詰まっている状態でもコールタイジン点鼻液aを一噴霧であっという間に鼻が開通します。

医療用薬としてもコールタイジンは発売されている点からも効果には期待できます。

でも残念なことにその作用は長く続かず30分くらいでしょう。

コールタイジン点鼻液aで一点だけ注意してほしいことがあります。

「塩酸テトラヒドロゾリン」など「○○ゾリン」という成分には要注意です。その他には「ナファゾリン」という成分を配合している市販の点鼻薬もあります。

こうした成分は、上記のとおりスーッとして一気に鼻づまりが改善されてすごい効果があるように思えますが、使いすぎると効果が弱まりますし逆に悪化する可能性があります。

薬に体が慣れてしまうためです。

1日に2~3回くらいにしておいたり、よっぽどひどい時だけにするなど必要最低限にしましょう。

症状をもっと抑えたい場合は内服薬と目薬を追加しましょう

上記のガイドラインをもう一度見てほしいのですが、ステロイドの点鼻薬と同じく軽症から重症までいずれの区分でも推奨されている治療薬があるのに気が付きましたでしょうか。

「第二世代抗ヒスタミン薬」です。

これは市販薬であれば「アレグラFX」などの花粉症に使用される飲み薬であり、私がおすすめしている薬をまとめた記事がありますから合わせて確認いただき、パブロン鼻炎アタックと一緒に使用するととても効果が高く花粉症の治療ができます。

https://industrial-pharmacist.com/?p=2345

さらには軽症以上の場合には「点眼の抗ヒスタミン薬」を追加することも書かれています。目と鼻はつながっていますから目のかゆみなどの症状が軽かったとしても点眼薬を使った方が鼻の治療になるということです。

ただ、目薬だけはガイドライン推奨の抗ヒスタミン薬が市販薬で販売されていないのが残念なところです。少し古いタイプの成分ですがガイドライン推奨の抗ヒスタミン薬と同じような作用をする目薬は発売されていて私もおすすめしていますから目薬の紹介記事もご覧ください。

https://industrial-pharmacist.com/?p=2495

セルフメディケーション税制の対象品

セルフメディケーション税制は、市販薬の購入費で税金が安くなる制度です。

https://industrial-pharmacist.com/?p=2746

この記事でおすすめした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかを紹介します。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名 対象
パブロン鼻炎アタック<季節性アレルギー専用>
コールタイジン点鼻液a ×

まとめ

耳鼻科医師が花粉症治療の参考にする「鼻アレルギー診療ガイドライン」で推奨されている治療薬が市販薬でも入手できるようになっています。

ステロイドの点鼻薬である「パブロン鼻炎アタック」は花粉症の原因を治す薬で毎日使用することで花粉症の症状が出なくさせる薬です。

一方で「コールタイジン点鼻液a」は出ている症状を抑える薬で、症状のある時だけその都度使える薬です。

パブロン鼻炎アタックで症状が出なくさせて、それでも鼻が詰まる時にコールタイジン点鼻液aを使用するとめちゃくちゃ快適に過ごせますよ。

そこに内服の花粉症薬や目薬を追加するとさらに効果的ですし耳鼻科医師もそうしますので、花粉症がひどい方はこれら4つを効果的に組み合わせるようにしましょう。

内服薬も目薬もステロイドの点鼻薬と同じく症状のある時だけ使用するのではなくて毎日定期的に使った方が効果的です。

点鼻薬以外の他の薬効の外用薬で薬剤師のおすすめ市販薬は次のリンクからどうぞ。または、PCの方は画面上部のメニューボタンから、スマホの方は右上のメニューボタンからどうぞ。

https://industrial-pharmacist.com/?page_id=2279

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です