海外駐在者は必見!!単純だけど効果抜群の蚊取りボトル

日本であれば蚊は刺されても痒いくらいですよね。

でも世界に目を向ければ、熱帯地域ではデング熱やマラリアなど時に命を脅かす可能性がある感染症の運搬者になることがあり、蚊に刺されないようすることが命を守ると言ってもいいくらいとても重要です。

蚊は人間から発せられる二酸化炭素や体臭を感じとって寄ってきます。

そのメカニズムを利用し、誰でも簡単に作れる二酸化炭素発生装置を使って蚊を退治しデング熱を激減させたフィリピンでのニュースがありましたので紹介します。

熱帯地方に長期出張・駐在される方やその企業の担当者は必見です。

フィリピンでデング熱を激減させた蚊取りボトルの効果

フィリピンのマニラ首都圏で浄水や下水処理サービスの提供を行っているマイニラッド社が、独自の蚊とりボトルを開発して市民に配布したところ、デング熱感染例は前年同月比55%も減少し、致死率も前年同月比38%減少しましたとのことです。

そんな蚊取りボトルの作り方は次の通りです。

画期的な蚊取りボトルの作り方

蚊とりボトルの仕組みはとても単純で、材料はペットボトル、水、ブラウンシュガー、イーストだけです。

  1. ペットボトルの口を切り、きれいな水を入れ切り取った口を逆さに差し込みます。
  2. そこにブランウシュガーとイーストを入れるだけで完成です。

ブラウンシュガー、イースト、水が混ざるとイースト菌と砂糖で発酵が始まって二酸化炭素が発生します。

その二酸化炭素に蚊が寄ってきて、ペットボトル内に侵入してくるけど抜け出せないという仕組みです。

詳しくは動画でどうぞ。

アメリカでは革命的な「蚊よけ」技術を発見

科学誌「Cell」に掲載されている革命的な「蚊よけ」技術も紹介しておきます。

蚊が寄ってくる詳細なメカニズム

蚊は二酸化炭素や体臭で寄ってくると冒頭に記載しましたが、その役割を担うのがcpA神経であることが、カリフォルニア大学のAnandasankar Ray氏の研究により解明されました。

蚊が寄って来なくさせる薬品

また、同時にそのcpA神経の阻害剤(働きを抑える)と刺激剤(働きを活発にする)も発見したとのことです。

阻害剤はピルビン酸エチルが、刺激剤はシクロペンタノンという物質が最も有効であるとのことです。

つまり、スプレーやクリームなどによってにピルビン酸エチルを肌に塗布しておけば蚊は人間に取りつくことができなくなり、一方で捕獲トラップの中にシクロペンタノンを仕込んでおくことで、蚊をそちらへ誘導させることが可能になります。

どちらも日本でも簡単に入手できる物質ですので、虫除けスプレーとして発売されることがあるかもしれませんね。

ざっと調べたところ、化学薬品メーカーから下記のような値段で購入できます。
ピルビン酸エチル500mL 14800円
シクロペンタノン25mL 4100円

まとめ

簡単に手に入るペットボトル、水、ブラウンシュガー、イースト菌で、蚊を効率よく捕獲できる虫よけボトルを紹介しました。

フィリピンでは、デング熱感染を半分に減少させたとの実証実験もあったようです。

日本ではデング熱が感染していくことはなかったのですが、温暖化の影響からか東京を中心に感染が広がることがあります。

蚊は単に痒くさせる存在から恐怖の敵になりつつあるんで、こうしたお手軽キットを家の軒下とかにおいておくといいかもしれません。

実は何気に虫よけ剤も2016年からの2年で大きく進化したのを知っていますか。

赤ちゃんでも安心して使える成分「イカリジン」を配合した虫よけです。

詳しく紹介した記事もありますのでよければ参考にしてください。

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