病院に行きづらい女性の性器カンジダに良く効く薬剤師オススメの市販薬

アソコがかゆかったり、おりものが気になっても、恥ずかしいんで病院に行くのをためらってしまいますよね。

知り合いに会ったらイヤだなとか、医師だからといって性器をおっぴろげのも気が引けるなどいろいろな理由があると思います。

「真菌」というカビの仲間が性器で繁殖してしまう性器カンジダは、性器が丸出しの男も感染はしますが、性器が隠れている女性に多く、中には繰り返してしまう方もいます。

またカビを退治するのは根気がいるので、治ったと思っても再発してしまうことも多いんです。

そんな時に頼れるのが市販薬。

女性の再発するカンジダに効く市販薬がいくつか発売されています。しかし、種類が豊富ということは逆に言えば選択に迷ってしまうことになります。

そこでこの記事では、15年以上の経験を持つ薬剤師が女性に発症・再発しやすいカンジダ症に良く効くオススメの市販薬を紹介します。

またどのような病気なのか、どのように治療するのか、病院に行かなくても大丈夫かについても一緒に解説します。

記事は結構な長文なので、下の目次から気になるところからチェックしていってください。

そもそも「カンジダ」って何者？病気の原因を知ろう

カンジダは、「真菌（しんきん）」というカビの仲間です。

カビ？？？って思うかもしれませんが、細菌・ウイルス・カビなどの微生物はそこら辺にうじゃうじゃいます。

人間の体の表面や口や鼻の中にもたくさんいます。どんなにキレイにしていても誰にでもいるものなのです。

普段は、体の免疫力によってこうした微生物から体が守られていますが、ストレス・疲れ・生理などで体が弱っている時に微生物から攻撃されると体が受け止めきれなくなり感染症が起こります。

風邪などのよくある感染症もこうして起こりますし、カンジダ症も同じように発症します。

特に女性では、性器が隠れていることがありカンジダが繁殖しやすい環境をもっていて、約20%が経験したことがあるくらいメジャーな病気です。

性器にできる病気ですが、普通に過ごしていても感染するのでエロい病気ではありません。

カンジダ感染の症状とカンジダかどうかを判断する方法

カンジダの主な症状は、性器のかゆみとチーズのかたまりのような「おりもの」が出てくることが特徴的です。それ以外にも下記のような症状が出ることもあります。

チーズのかたまりのようなおりものが出ることでほぼカンジダと判断してもいいのですが、それ以外の症状は他の感染症や性器の炎症などでも起こるもの。

病院は受診したくないけど、カンジダかどうかを確実に判断したい時は、自宅で受けられる検査キットを使うのがオススメ。

検査キットは色々な会社から出されていてどれがいいのか迷うところですが、検査会社の実績、検査の信頼性、結果の速さ、価格、秘密保持などから総合的におススメなのが「GME医学研究所」です。

カンジダに良く効くオススメ市販薬

「フェミニーナ膣カンジダ錠」を最もオススメします。

この薬は医療用でよく使用される膣カンジダ症治療薬である「オキシコナゾール」という成分が、医療用薬と同じ量配合されています。

カンジダを退治する成分は、「オキシコナゾール」、「クロトリマゾール」、「ミコナゾール」、「イソコナゾール」の合計4種類がありますが、オキシコナゾールが最も新しい薬で、婦人科医師もよく処方する成分です。

そのオキシコナゾールが、病院で使われるのと同じ濃度で配合されているのが「フェミニーナ膣カンジダ錠」であり、オススメポイント。

カンジダ菌には薬が効きづらい種類もいるのですが、オキシコナゾールはそういった菌にもよく効いたという臨床試験の結果もあるのも推奨する理由の一つです。

逆に言えば、「フェミニーナ膣カンジダ錠」で治らないのであれば、婦人科を受診するしかないということです。

また、クリームタイプと錠剤タイプとがありますが、錠剤タイプの方が効果が高いとされているのでオススメです。

但し、性器周辺など広くかゆみがある時は、クリームタイプと一緒に使うとさらに効果的です。

フェミニーナ膣カンジダ錠の効果な使い方

薬の箱や説明書に書いてあるとおりですが、1日1回、1回1錠を膣の中のできるだけ奥に入れるということを6日間継続します。

薬の時間を決めておくのが忘れ防止のコツです。

また、治療効果を高める一番のポイントは、症状がなくなっても必ず6日間は使用し続けること。

確実にカンジダをやっつけておかないと薬が効きづらいカンジダにパワーアップしてしまい、なかなか治らなくなる可能性が出てしまうためです。

フェミニーナ膣カンジダ錠を使ってもいい人

「フェミニーナ膣カンジダ錠」は過去にカンジダ症になったことがある方が再発した時の薬です。

一度でもカンジダ症になったことがある方は、体の構造、生活リズムや環境がカンジダに感染しやすく再発する可能性が高いのです。

一回経験していれば症状からカンジダがどうかが何となく判断できると思います。

これまでカンジダ症になったことがない方は、他の病気の確認のために婦人科を受診するのがベストです。

しかし、恥ずかしくて受診するのがどうしてもイヤという場合は、上記のカンジダの症状が出ていて、いつもとは違うパートナーと性行為をしたとか、他の性病にかかっている可能性が低いということであれば、「フェミニーナ膣カンジダ錠」を使うのもアリだとは個人的には思います。

あと、自宅で検査を受けてカンジダ以外の他の病気でないことを確かめてから使うのも良いでしょう。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

まとめ

誰でも発症する可能性があるカンジダ症。

特に女性は性器の形状から感染しやすく、再発もしやすいのが特徴です。

再発の場合でも婦人科を受診して医師の診察を受けることがベストですが、恥ずかしいとか様々な理由があって受診できないことがあると思います。

そんな時は、市販薬で治療できるとうれしいですよね。

「フェミニーナ膣カンジダ錠」は、市販薬で効果の高いカンジダ治療ができるオススメ薬です。繰り返す方はぜひ使ってみてください。

この薬を6日間しっかり使用しても全く改善されない場合は、違う病気を疑って自宅で検査をするか、恥ずかしいですが婦人科の受診が必要でしょう。

膣カンジダ症治療薬以外の他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクか、画面上部のメニューボタンからどうぞ。