やせすぎ女子は、ぽっちゃり女子より病気になるリスクが高い【普通が一番】

女性ではモデルや女優に代表されるようにやせている方が「キレイ」、「美人」である風潮があってスリムな体型に憧れますよね。

服もやせている人の方がおしゃれでかわいい物が選べますし、太っているよりもやせている方が男性からもモテることが多いはず。

男性だってデブより細い方が女性にモテます。

全員がモテたくて日々過ごしているワケではないとは思いますが、少しでもスリムな体型を手に入れたいと思う気持ちは誰しもが持っているはずです。デブな私も少しでも標準体型になりたくて、節酒したりと日々がんばっています。

今は見る影もありませんが私は20歳くらいの時は、体重(kg)÷身長(m)2で計算される「BMI」が10台で、体脂肪率も一桁だったこともあります。(ちなみにBMIの標準は「22」で、22×身長(m)2が標準的な体重です。18.5から25までが標準体型)

モデルや女優さんのBMIや体脂肪率もこれくらいではないでしょうか。

ダイエットにがんばっている皆さんも目標にするような値だし、私もできることなら当時に戻れるくらいになりたいなと思っていますが、実はそれはしてはいけないという研究結果があります。

やせすぎは命をおびやかす危険度が高く健康に良くありません。

ということで、この記事ではやせすぎが体にどういけないのか、どれくらいリスクがあるのかを中心に、やせすぎから太るための方法も紹介します。

やせすぎのリスクが高いとした研究結果

2つの研究結果があります。

1つ目はアメリカのハーバード大学とイギリスのケンブリッジの共同研究の結果で、最も権威のある医学雑誌の一つ「ランセット」に掲載されているものです。

論文って間違っていることがあるのですが、ハーバード、ケンブリッジ、ランセットの豪華3点セットで信頼度が抜群です。

2つ目は、国立がん予防センター予防研究グループの研究結果です。1つ目の物と比べて迫力には欠けますが、日本人での研究結果であることが大切です。

外国人と日本人とでは明らかに体格が違いますから。

ハーバード、ケンブリッジの研究結果を紹介

lancet

本当は肥満は死亡リスクが高いという結論の論文ですが、注目するのは肥満ではなくてやせている人の方です。

上のグラフはオセアニア人、東アジア人、南アジア人のBMIと死亡リスクを表したものです。

それぞれのグラフは、右にいくとBMIが高く肥満の人、左にいくとBMIが低くやせている人で、上にいくと死亡リスクが高い、下にいくと死亡リスクが低いと見てください。

どのグラフもBMIが25前後の標準体型の人のリスクが最も低くて、肥満になればなるほど死亡リスクが上がっていきます。逆にやせている人の方もどんどんとリスクが上がっているのが分かります。

BMIが30くらいの肥満の人とBMI18くらいのやせすぎの人とで死亡リスクがほとんど同じです。

これがどのくらいの体重かを女性の平均身長である「154.2cm」で見てみると、BMI30は71.3kg、BMI18は42.8kgになります。

体重が42.8kg未満って女性ってそう多くはないけど、細いなぁと思う人はそれくらいではないでしょうか。

厚生労働省の調査によると20歳代女性でBMIが18.5未満は、21.5%もいるという結果です。5人に1人が命をおびやかす危険度が高いということです。

ちなみに論文ではどういった病気のリスクが上がるかも記載があるのですが、やせすぎは呼吸器系の病気にかかるリスクが高く標準体型の人の約4倍でした。

ガリガリの人って風邪を引きやすいイメージがありましたが、まさにその通りですね。

この論文の全文を読みたい方は、こちらからどうぞ。

国立がん予防センター予防研究グループの研究結果を紹介

gankenkyu

こちらの研究は、日本人だけでBMIと死亡リスクとの関係性を調査したものです。

結果としては1つ目の研究と同じように肥満で死亡リスクが上がるだけでなく、やせている人でも死亡リスクが上がっています。

しかも日本人の場合は、BMI25~27の「ちょいぽちゃ」が最もリスクが低く、肥満の方はBMIが30を超えないと統計学的に有意(偶然では起こらないという意味)にリスクが高まらないのに対し、やせている方はBMI23未満のほぼ標準体型のすっきりボディの方でもリスクが高まっています(※マークが有意な差を示します)。

BMI23を女性の平均身長で見ると54.7kgですから、30歳代くらいまでの多くの女性が該当してしまうのではないでしょうか。

ちなみにどのような病気のリスクが高まるのかについてもグラフがあるので紹介します。

gankenkyu2

どの病気もそれほど大きな特徴はありませんが、女性ではやせていてもガンで死亡するリスクはあまり高くない点が特徴です。

「その他」が最も多いのは1つ目の研究であった呼吸器系の病気なのかもしれませんね。

この研究の全てを見たい方はこちらからどうぞ。

やせてしまう病気もある

実はどれだけ食べてもやせてしまうことがあります。それはもしかすると病気にかかっているかもしれません。

女性で最も多いのが「バセドウ病(橋本病)」という甲状腺ホルモンが異常になる病気です。分かりやすい症状は「眼球が出てくる」ことで、ギョロっとした目になります。

目の症状がないにしても疲れやすい、息切れ、イライラ、汗が良くでるという場合には、この病気があり得ます。

同じような症状で「更年期障害」もありますので、このような症状がある時は、ぜひ内科(可能なら内分泌科)を受診してください。

他にも糖尿病、ガン、胃腸障害などの病気でも体重が減ることがあります。

何をやってもどんどん体重が落ちてしまう時は、必ず病院受診をするようにしましょう。

太りたいけど太れない方へ

バセドウ病などの病気もないけど、小さい時から体質で全く太れない方が一定数います。

見た目もガリガリで健康的には見えませんし、標準体型からかけ離れていると服のデザインと合わないので、おしゃれだって難しくなります。夏に水着になるのも気後れしてしまいます。

体内には食べ物は消化するためにの「酵素」を誰しもが持っています。しかし全く太れない方は、食べ物を体に取り込みやすいようにする消化・分解の機能が体質的に弱いかもしれません。栄養がきちんと吸収されていないために体が弱くなっていることがあります。

酵素には複数種類があって様々な食べ物を消化・分解しています。

体質的に太れない方は、複数の消化酵素を含んだサプリメントを摂取して酵素を補うことをおすすめします。

まとめ

権威ある医学雑誌「ランセット」に掲載されたハーバード大学、ケンブリッジ大学の研究、日本の国立がん予防センターでの研究のいずれも死亡リスクが高まるのは肥満だけではなく、やせている方もでした。

特に日本の研究では、ぽっちゃり体型が最もリスクが低く少しだけスリムな体型でもリスクが高まるという結果でした。肥満度がかなり高くないと死亡リスクは有意な差がないのに対して、やせの方はすぐにリスクが高いという判定でした。

モデルや女優みたいになりたい、モテたい、おしゃれしたいなど様々な理由があって、ダイエットを行っていると思いますが、何事もほどほどにが重要です。

単に体重を減らすのではなくて、運動も行い体を作って体重はあまり変わらないけど、見た目がスッキリしたというのがベストなんだと思います。

体質的にやせてしまう方は、健康的なスタイルを手に入れるためにも複数の消化酵素を含んだサプリメントを試してみましょう。

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