新常識!キズパワーパッドは早くキレイに傷を治す新しい素材

傷の手当てといえば消毒してガーゼで覆って早くかさぶたにするという方法が昔から実施されてきました。

これは家庭はもとより医療機関でも同様でした。

しかし最近では傷の治す新しい考え方が広がってきています。とはいっても考え自体はすごく古いもので、ようやく日本で広まってきているというだけですがね。

その新しい考え方とは「モイストヒーリング:湿潤療法」と呼ばれるものです。従来のかさぶたを作る方法である「ドライヒーリング:乾燥療法」とは全く逆の考え方になります。

ドラッグストアで売っている「キズパワーパッド」は15年くらい前から発売していますが、この新しい傷の治し方「モイストヒーリング」を利用した素材です。

傷を早くキレイに治したい方にぜひモイストヒーリングを試していただきたく、その利点、実施方法について紹介します。

モイストヒーリングのメリット

一般的には、次の3点がドライヒーリングに比べてモイストヒーリングは優位であると考えられています。

  • 早く治る
  • 痛みが少ない
  • キレイに治る

傷の治り方が早く、キレイに治る理由

傷が治るとは、皮膚の細胞が増殖して傷がふさがるということです。

まず皮膚に傷が出来ると血が出てきますよね。血が止まった後、透明な液体が皮膚からにじみ出てくるを見たことありませんか?

実はその透明な液は皮膚細胞の培養液の働きをするのです。モイストヒーリングとは、その液をなるべく長時間かつ大量に傷口に留まらせておく治療法になります。

一方、ドライヒーリングでは、かさぶたが邪魔して、その透明な液の居所がなくなって細胞増殖が遅くなって治癒が遅くなるのです。

かさぶたのせいで、傷全体で細胞増殖が行われずにかさぶたの周りから少しずつ行われるようになりますので、傷の治りがいびつになって傷跡が残ってしまう可能性があるのです。

傷跡を治す薬は一応ありますが、数か月という長期間使用してやっと傷が目立たなくなったかなぁくらいの効果しかありません。

傷跡が残ってしまわないよう「傷が新鮮」な内にモイストヒーリングで手当てをしましょう。

モイストヒーリングの実施方法

モイストヒーリングのやり方は、次のたった3つの手順だけです。

一番重要なのはマキロンなどの消毒剤で絶対に消毒をしないことです。

  1. 傷口を水道水で異物ともどもよく洗い流す
  2. モイストヒーリング専用の絆創膏を貼る
  3. よく観察してたまに貼りかえる

消毒剤を使ってはいけない理由

消毒剤は細菌やウイルスに効果を発揮しますが、増殖しようとしている細胞にも悪影響が出てしまい治りが悪くなってしまいます。

確実に細菌などに感染している又は感染していると大きな悪影響がある場合を除いて傷口は消毒しない方がいいのです。

なので消毒剤を使っていけないのは、モイストヒーリング、ドライヒーリング関係ありません。傷が出来たら消毒しなければという既成概念をぶっ壊す必要があります。

家庭でモイストヒーリングを実施できない傷

次に挙げる傷の場合は、いきなり家庭でモイストヒーリングを実施するのではなく、まずは医師の診察を受けることが必要ですので必ず医療機関を受診するようにしましょう。

  • 大きい傷や深い傷
  • 動物などからの咬み傷
  • くぎなどの刺しキズ
  • 裂けている傷
  • ひどい火傷
  • にきび、とびひなど

まとめ

日本で昔から行われてきた傷を乾燥させてかさぶたを作って傷を治すドライヒーリングよりに比べ、かさぶたを作らせないモイストヒーリングの方が早くキレイに痛みも少なく傷を治癒させる可能性があります。

擦り傷やちょっとした火傷など軽い傷には、家庭でモイストヒーリングを行ってはいかがでしょうか。モイストヒーリングは傷から出てくる透明な液体を閉じ込めておく専用の絆創膏があります。

モイストヒーリングをする場合は、まずは傷を消毒するマキロンなどはゴミ箱に捨てて、モイストヒーリング専用の絆創膏を購入しましょう。最も有名なのは「キズパワーパッド」です。

キズパワーパッドは大きさや形状が異なる物が複数販売されていますから、使い分けができるようにあらかじめ準備しておきましょう。

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