薬剤師が伝授!風邪薬に頼らない風邪を早く治す3つの方法

kaze

日本人の多くは、風邪をひいたらすぐに薬をのむ傾向にあると思います。

それもテレビCMなどの製薬会社の宣伝にすっかり洗脳されているからなのでしょうか、それとも学校できちんと教えないからでしょうか。

この記事では薬剤師が風邪の時にすべきことを解説します。薬剤師だからっていつも薬をすすめるわけではありませんよ。

風邪で症状がでる理由

風邪をひくと、熱が出て鼻水、咳、痰がでますよね。

そういった症状は、風邪の原因であるウイルスを退治したり体の外に出したりする役割があるのです。ウイルスは熱に弱いですし、鼻水、咳、痰で体外に排出しています。

風邪薬では風邪は治らない理由

風邪薬は、風邪症状を強制的に抑える働きがあり症状が良くなり治ったかに思えますが、風邪の原因の大多数を占めるウイルスは退治されないどころか、せっかくウイルスから体を守る症状を台無しにしてしまいます。

なら抗生物質を飲めばいいと思うかもしれませんが、抗生物質は細菌にか効果がなくウイルスには全く効きませんから服用しても意味がありません。

風邪を原因から治したいなら風邪薬は飲まないことが重要です。

なぜ風邪薬を服用するのか

世の中の情報

日本では「くしゃみ3回、○○3錠」だとか「「効いたよね。早めの○○○○」だとか、風邪薬の積極的な服用を促すテレビCMであふれています。

これでは風邪をひいたら「すぐに薬をのまなきゃ」という気分にさせられてしまいます。

またこれらのホームページには「風邪薬を早めに飲むことで体力を低下させる各種症状が軽減して結果的に早く治ります」というような内容が掲載されています。日本有数の一流会社がそのような情報を発信すれば、医療従事者でなければ信じてしまうでしょう。

製薬会社は本気でそのように言っているのでしょうか。しかも何を根拠に。

患者のニーズ

風邪をひいたら家でじっくり休養していただくのが、最も効果的な風邪の治療方法だと思いますが、大人はもちろんのこと、中学生以上くらいになると風邪ごときで休めない事情が少なからずありえます。

試験がある、大事なプレゼンや商談がある、自分が働かないと物理的に仕事が回らない(担当者がゼロになる)などです。

そんな時には少しでも症状を良くしてから臨みたいもので、とにかく少しでも効く薬を求めて医療機関を受診するでしょう。それが出来ない場合は、薬局やドラッグストアに駆け込むのも手です。

いずれにしても風邪薬をのまなければいけない状態が治まったら服用をやめて、下記に紹介する方法にて風邪を根本から治す対策をしていきましょう。

https://industrial-pharmacist.com/?p=2317

医療従事者の事情

医師や薬剤師も売上げをあげなければいけませんので、風邪なんですと訴えがあればそれに対応する薬を売るようにするのが普通かと思います。

また、患者からしてみれば症状を何とかしてほしくて病院や薬局に来ているのですから、正論を振りかざして「風邪には薬は不要」と突き帰すことはなかなか難しいことで、実践している医師は少ないと思います。(薬剤師においては皆無ではないでしょうか)

ろくな説明をせずにそのようなことをすれば評判はがた落ちで、”やぶ”呼ばわりされるのは時間の問題かと思います。

もしそのようなことをするのであれば十分な説明と同意を時間をかけて行う必要がありますが、一人ひとりにそんな時間がかけられない事情もあるでしょうから、やっぱり薬を出してその場をしのいでしまうでしょうね。

風邪の時の対処方法

基本的な考え

「しっかりと栄養、水分を補給して寝る」これしかないです。

エネルギーと水分は人間が活動する上で必要不可欠なもので、風邪の原因となるウイルスと戦う免疫力を高めるにも必要です。

大塚製薬のステマではありませんが、エネルギーと水分補給は次の物をおすすめします。

効率よくエネルギーを補給

カロリーメイトゼリーは、少ない量で高カロリーを摂取することができますし、効率よく人間の動かすのに必要なエネルギーを作り出すビタミンも入っていますからとても便利です。

点滴並みに水分を補給

飲むだけで点滴するのと同じ効果が期待できるOS-1は、水分補給にぴったりです。この効果は国も認めており熱中症対策やひどい下痢などの病的な脱水状態の時にも使用できるジュースです。

少ししょっぱく、アクエリアスやポカリスエットに比べて味は落ちますが、効率性でいったらダントツです。

免疫力を高めるサプリメントをのむ

アメリカの薬剤師が、風邪で症状を直接抑えない治療をサポートする分野でのおすすめランキングをこのブログで紹介しています。風邪の時に亜鉛を摂ることをアメリカの薬剤師はおすすめしているようです。

風邪の時に亜鉛を摂取するとよいことは、日本では薬剤師の間でもメジャーな話ではなく、その記事を書いていてなるほどなぁと感心しました。ちゃんと臨床試験をしており、亜鉛を摂取すると風邪の治りが早くなるとか。

https://industrial-pharmacist.com/?p=1197

薬剤師向け:日経DIに掲載されていた薬ではない風邪への処方

2013年10月号の日経DIの「風邪の処方せんの裏側」の特集で、風邪への処方ですごいと思う処方が掲載されていましたので紹介したいと思います。

上記の「風邪には薬は不要」を実践しつつも患者に不満を与えないように行っている小児科医師が紹介されていました。

処方内容は下記のとおりですが、患者も満足・医師も売上げがあがる・評判が落ちない・処方せん応需薬局も潤うと4拍子も揃ったすばらしいものだと思いました。このような考えが広がっていくといいですね。

ハチミツに咳止め効果があることやそもそも医薬品で薬価収載されていることに驚きました。なお、ハチミツの薬価は\11.9/10gです。食品で買うより圧倒的に安く品質も安心できますよね。

1)ハチミツ 咳込む時
2)鼻洗浄 下記の混合物
塩化ナトリウム
炭酸水素ナトリウム
精製水
トラマゾリン点鼻液

まとめ

風邪は、よほど症状が強くなければ風邪薬は不要です。

しっかりと栄養と水分を補給して十分休養をすることが最も効果的です。また亜鉛サプリメントを摂取すると免疫力が上がって治りが早くなるかもしれません。

そもそも風邪はかからないようにする予防が一番重要ですから、手洗いとうがいをこまめにできるようにこころがけましょう。

参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=310

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です