市販薬の下痢止め 薬剤師がマジでおすすめする愛用の品を紹介

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男性ではいつも下痢気味・お腹が緩いという方って結構いるのではないでしょうか。

実は私もそうなんです。電車通勤が苦痛で仕様がないというか、いつも不安になります。そして月に数回は目的駅よりも前で降りる羽目になることも。

私が社会人となって少し経った頃だったと思います。市販薬の下痢止めで「ストッパ」という薬が発売されて、そのCMのコンセプトがまさに私が気にしていた電車でお腹が痛くなった時にすぐ飲めて効果を発揮できる薬というものでした。

これだ!と思ってすぐにドラッグストアに買いに行ってカバンにいつも入れていました。

その後ついにストッパを使う日が来たのですが、錠剤は口腔内崩壊錠といって口の中ですぐに溶けるタイプではあって服用には困りませんでしたが肝心の効果が全くなかったという記憶があります。

結局その日も途中下車をしなければいけなり、その後ストッパを飲むことはありませんでした。

そんな私のようにお腹がいつも緩くて、通勤通学、旅行、お祭りや花火などのイベントでトイレに困る方に捧げる、私のとっておきの下痢止めを紹介します。

この薬はマジで効きますよ。私の他に家族・親戚・友人知人にも好評です。

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まず下痢についての基本的な知識や注意事項

下痢は止めればいいというものではありません。

すぐにトイレに行けるような状況であれば下痢止めを飲む必要はありません。というか飲んではいけないと思っています。

いざという時だけにしてください。

特に注意してほしいことを次に列挙しますので、まずはこれをよく読むようにしましょう。

  • 上述のように下痢になって困らない状況であれば自然に身を任せましょう。下痢止めはのまない方がいいです。
  • 特に発熱など風邪症状を伴う下痢は、細菌やウイルスを便として排出していますので強制的に下痢を止めるとかえって治りが悪くなる可能性があります。
  • 下痢止めを3日以上ずっと服用しないといけない場合は、内科又は消化器科を受診して医師に診察をしてもらってください。
  • なおこの記事でも紹介している整腸剤では、細菌に感染している時でも服用できますし長期間服用しても支障はありません。
  • 薬の副作用で最も多い物の一つに下痢があります。最近のみ始めた薬があればその副作用を疑ってもいいかもしれません。その場合は主治医に相談してください。
  • 下痢がひどい場合は体の水分が失われていますから熱中症の時に使用する「OS-1」で水分補給をしてください。

参考

今の日本ではどこでもクーラーついており夏を快適に過ごせる時代になっている反面、多くの方が暑さに対する耐性が落ちているのでは思われます...

薬剤師である私が愛用する市販の下痢止め

お待たせしました。

私が最もおすすめする下痢止めは「ピタリット」です。

ピタリットは医療用の内服下痢止めで、最も使用されて効果が高い「ロペラミド」を配合している薬です(先発品の商品名は「ロペミン」)。この薬は腸の動き(蠕動運動)を止めてしまう薬ですから、大丈夫かなというくらいピタッと下痢が治まります。

医療用のロペラミドはカプセルの薬ですが、カプセル1個とピタリット2錠とでロペラミドは同じ量となりますから効果も同じ程度が期待できます。

さらにピタリットにはロペラミドの他にも下痢止め作用がある「塩化ベルベリン」が配合されていますからより強力な効果が期待できるのです。

そしてロペラミドは赤ちゃんでも下痢がひどい時に小児科で使用されるような薬ですから副作用面でも安心できるかと思います。

なお、薬が十分な効果を発揮するためにはある程度の時間がかかりますから、下痢になってはいけない状況になる30分から1時間程前に服用しておくことをおすすめていますし私もいつもそうしています。

さらに普段から次に紹介するような整腸剤も飲んでおくと安心度が増します。

軽い下痢、便秘や普段から腸をいたわりたい場合

「強力わかもと」を最もおすすめします。

強力わかもとには腸にいいとされる善玉菌を多数含むと共にその動きをたすけるビタミンが複数配合されています。また、消化酵素も配合されていますので食べすぎによる下痢の場合にもいいでしょう。

腸内細菌を整えておくと様々な病気の予防にもなるようですから、下痢のためでなくても全身のために普段から飲んでおくといいかもしれませんね。

抗生物質を服用すると腸内の善玉細菌の数を減らしてしまい下痢の副作用が出るなど、腸内細菌の変化は腸の調子に影響を与えます。しかし、最近...

過敏性腸症候群の方

「セレキノンS」を最もおすすめします。
serekinon
胃腸はどこも悪くないのに試験やプレゼンなどでストレスがかかる状況になると下痢になってしまう病気が過敏性腸症候群です。

この病気にに使用できる市販薬はこの薬しかありません。この薬は副作用のリスクが高いとされる「要指導医薬品」であるため、インターネットでは購入できませんから直接ドラッグストアに行って薬剤師から購入してください。

もしかすると私のように電車に乗って下痢になるのも「下痢になったらどうしよう」という精神的なものなのかもしれませんから、上記でおすすめしているピタリットではなくセレキノンSでもいいのかもしれませんね。

サプリメントで試したい

下痢に使用できるサプリメントはたくさんありますが、私が最もおすすめするのが「ミドリムシ」です。

ミドリムシは植物であって動物でもある微生物で、植物と動物の両方の栄養素を持っています。

下痢や便秘といった腸の症状には、食物繊維を含む植物としての栄養素と正常に腸を動かすためには動物としての栄養素が必要です。

人間の体はとても複雑ですから特定のサプリメントだけを摂取してもあまり意味はなく、様々な栄養素が取り入れる必要があります。

それって結局食事をするのと同じですが、食事をするのと同じようなものなのがミドリムシのサプリメントです。

生物を直接体に入れるわけですから食事をするのと同じというのは実感できると思います。

ミドリムシの栄養素や期待できる体への影響、飲んでみた感想をまとめた記事がありますから是非参考にしてみてください。

「ユーグレナ」って知ってますか? では、「ミドリムシ」なら、小学校の授業で聞いたことがあると思います。 ユーグレナとは学...

セルフメディケーション税制の対象品

セルフメディケーション税制は、市販薬の購入費で税金が安くなる制度です。

「セルフメディケーション」は、英語で「自分自身」という意味を持つ「self:セルフ」と「薬物療法」という意味を持つ「medicati...

この記事でおすすめした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかを紹介します。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名 対象
ピタリット
強力わかもと ×
セレキノンS

※2016年8月18日時点

まとめ

細菌感染など原因が分かっている下痢の場合は、無理に下痢を止めてしまうのはよくありません。

しかし男性に多くあるいつも下痢気味の方が、電車やイベントなどで思うようにトイレに行けない状況で下痢になってしまう場合に下痢止めを使ってしのぐのは悪いことではありません。

そんな時は私もよく服用している下痢止め「ピタリット」をおすすめします。商品名の通りでピタっと下痢が治まります。下痢と言えば「正露丸」イメージですが、私はおすすめした下痢止めの方が飲んでみた実感から断然効果が高いと考えています。

腸内細菌を整えることはお腹の調子だけでなくて全身的に良い効果がある可能性がありますから普段から整腸剤を摂っておくのもいいのかもしれません。

下痢止め以外の他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクからどうぞ。または、PCの方は画面上部のメニューボタンから、スマホの方は右上のメニューボタンからどうぞ。

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