アメリカの薬剤師といえば、最も信頼のおける職業の上位にいつも入る医師並みに社会的に地位や年収が高い職業です。
子供たちのなりたい上位の職業でもあります。
医師と対等の立場で医療を提供し病気を治すサポートをしています。医師の力が強すぎる日本とは全然違います。
そんな彼らに「U.S. News & World Report」という出版社がアンケートを取り、市販薬の中から症状別にオススメ品を紹介しているランキングがあります。
そのランキングはこちら。
風邪やインフルエンザ、胃薬、サプリメントなど、目的別に市販薬ランキングが公開されています。
その中から日本の市販薬としては販売されていない「風邪を治す補助する市販薬」という分類があったので、どのような薬がランクインしているか上位3つを紹介します。
日本では市販薬ではなくサプリメントとして入手できるものもあるので、風邪を早く治す参考にしてみてください。
第一位 32%の薬剤師がオススメ「Cepacol」
- 商品名:Cepacol
- 成分:アミノ安息香酸エチル(別名:ベンゾカイン)、メンソール
この薬「Cepacol」は、トローチです。
ベンゾカインは麻酔剤で、メンソールは「スーッ」とする成分です。
日本のトローチは、消毒剤・メントールに炎症を抑える成分の3つくらいしか使われないので、麻酔成分を含むのは驚きです。
Cepacolをなめれば、喉の痛みは吹っ飛ぶことでしょう。
やることが大胆ですね。さすがアメリカ。
第二位 21%の薬剤師がオススメ「Zicam」
- 商品名:Zicam
- 成分:酢酸亜鉛、グルコン酸亜鉛
Zicamと同じような薬は、日本では市販薬はおろか、医師が処方する薬としても発売されていません。
「亜鉛サプリメント」に近いモノです。
亜鉛は、元気の源となり生きていくために絶対に必要なミネラルです。
免疫力アップや新陳代謝を高め、風邪などを引きにくくしますし肌を保つにも良いとされる成分。
体をサビさせる「活性酸素」の働きを弱める抗酸化作用がある酵素「SOD:スーパーオキシドジムスターゼ」の中心として使われたり、体を正常に保つのに必要な栄養素です。
Zicamは、風邪症状が治る期間を短くさせることが、信頼度が高い「二重盲検試験」というヒトが実際に飲んで効果が確かめられた客観的に評価が高い薬なんです。
ただ、体に良いとされる栄養素をかたよって摂取してもあまり意味がありません。
元気に生きていくためには、あらゆる栄養素を補うことが重要です。
バランスの良いごはんを食べることが一番ですが、さらにサプリメントでも補いたい!という時にオススメなのが、「ミドリムシ(ユーグレナ)」を使ったサプリメント。
59種類の栄養素が同時に補給できますので、ビタミンやミネラルのサプリメントではなく、ミドリムシ・ユーグレナを摂取しましょう。
第三位 21%の薬剤師がオススメ「Cold-EEZE」
- 商品名:Cold-EEZE
- 成分:グルコン酸亜鉛
第二位のZicamと同じで亜鉛を有効成分に含む薬です。
Zicamよりも有効成分が少ないんで、Zicamよりも良いはずがないですよね・・・。
まとめ
日本で風邪薬というと熱や咳などの風邪症状を強制的に抑え込むパブロンやコンタック、又は栄養ドリンクくらいしか思いつきませんが、アメリカでは免疫力を高めるよう亜鉛が多く使われているようですね。
症状を抑えつけても風邪が早く治るわけではないし、むしろ長引くのではと考えられますが、このような薬が広く使用されているアメリカはやはり医療の先進国なんだと思った次第です。
風邪を治すために栄養をとるならバランスよく摂取することが重要です。
ビタミンやミネラルなどのサプリメントを飲むくらいなら、絶対にミドリムシ・ユーグレナのサプリメントをオススメします。
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