目薬、点鼻薬、吸入薬、塗り薬などの外用薬の使用期限

薬には開封す前の使用期限と開封後の使用期限があります。

この記事では目薬、点鼻薬、吸入薬、塗り薬、湿布薬などの外用薬の使用期限を紹介したいと思います。

外用薬は飲み薬と違って個別に包装されておらず開封して中身を取り出しますタイプとなっており、考え方が飲み薬の使用期限とは異なります。

参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=1182

外用薬の保管方法

通常の外用薬の保管方法は、直射日光が当たらず湿度が高くない室温で保管してください。

引き出しの奥よりも風通しのよい所の方がよりいいですが、これはそれ程気にする必要はないかと思います。

ちなみに薬の保管でいう「室温」とは、1~30℃のことを言います。

日本国内であれば室内はそれから外れることはそうないかと思いますが、北海道の冬など室温の範囲から外れることが多い場合は冷蔵庫で保管するといいでしょう。(冷蔵庫の温度は6℃前後)

一方で、病院や薬局で「冷蔵庫で保管」と指示されたものは必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
温度に敏感な薬が冷蔵庫保管の指示があります。

旅行などで持ち出す場合は、必要最小限を持っていき保冷材を活用して低温保管できる環境をできる限り作るようにしましょう。

外用薬は容器に使用期限が記載

外用薬の多くは容器に使用期限が記載されています。

この使用期限は、飲み薬と同じく記載されている期限は効果が保証されている「使用期限」となります。

製造から2~3年となるのが通常です。しかしこれは未開封時点での日付であり、開封後の期限ではありません。
目薬、塗り薬、点鼻薬、吸入薬の開封後は細菌汚染を、湿布薬の開封後は乾燥に留意する必要があります。

外用薬の開封後の使用期限

目薬の開封後の開封後の使用期限

人の体の表面はもちろんのこと、空気中などにも細菌やカビなどの微生物がたくさんいます。

目薬は無菌環境下で製造されますので、未開封の状態では中身が細菌やカビに汚染されていることはありませんが、ひとたび開封してしまうと目や肌や空気から最近が目薬の中に混入することになります。

そうすると目薬の中で細菌やカビが繁殖することになります。

水が腐ることからも液体でも分かりますように細菌やカビは繁殖します。
従って、目薬は開封してしまうと早い段階で使用できなくなってしまいます。

常温保管ができる目薬の開封後の使用期限は1か月です。
但し、コンタクトレンズをしたままでも使用できる保存剤の入っていない目薬の場合は、開封後10日しかもちません。

参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=498

点鼻薬、吸入薬の開封後の使用期限

点鼻薬、吸入薬も点眼薬と同じく開封後1か月とみてください。
ただ、目薬と違うのは、容器を細菌などが特にたくさん存在する鼻や口の中に直接入れるため、使用後は挿入部分を拭くなどの対処をしておいた方がより安心です。

以前、私が花粉症で使用した点鼻薬を1年後の翌シーズンに使用したことがありますがすごい臭いがしました。
臭いってことは微生物が繁殖している証拠です・・・。

そうなるのをできる限り遅らせるために使用後は容器をよく拭くことが重要です。

そしてもったいないと感じるかもしれませんが、開封後1か月経ったら捨ててしまってください。

塗り薬の開封後の使用期限

塗り薬もやっぱり同じで開封後は1か月を目安にしてください。

チューブから薬を手で直接取ると手に存在する最近が容器にうつってしまい、容器内で細菌が繁殖する可能性があるため、薬を取り出す時は綿棒にとって、綿棒から手に移すという工夫をすると使用できる期間が延長できます。

湿布の開封後の使用期限

湿布は開封しても細菌やカビが繁殖する危険性は少ないですが、乾燥してしまい湿布として使えなくなることがあります。
なので、ほかの外用薬と違って開封後1か月経っても使用できますが、粘着力が弱まっていたり外見が変色したりしている場合は使用しないようにしてください。

容器に記載の使用期限を迎えると薬はどうなるのか

未開封時で使用期限を超えた場合は、有効線分が分解したりして効果が弱くなり、副作用が出てしまう可能性が高まります。

まとめ

外用薬の使用期限は、多くは容器に記載されていますのでそれを参考にしてください。

多くの外用薬の使用期限は製造から2~3年です。
製造されてから手元に来るまでに半年ほど経過していることがありますので、容器に使用期限が記載されていない場合は入手後1年程度を考えておくと安心です。

外用薬は開封後の使用期限も考慮が必要です。
容器が目、口、鼻に直接付くため、細菌やカビなどへの汚染も考慮する必要があり、開封後の使用期限は1か月としておくべきです。

参考

https://industrial-pharmacist.com/?p=1182

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