「油もの」は、カロリーが高くて太りやすいイメージがあると思います。
また、「油もの」を多く食べすぎると血液検査の「コレステロール」や「中性脂肪」といった検査項目の値が悪くなり、「脂質異常症(高脂血症)」という病気になるリスクが高まります。
であれば、脂質異常症の治療に医師が処方する薬を飲めばダイエットできる?って思いますよね。
そこで、この記事では脂質異常症の治療薬のうち、サプリメントな感じで服用できる副作用が少ない「ロトリガ」や「エパデール」でダイエットができるかを解説します。
血液をサラサラにし、サプリメントとしても販売されている「EPA」や「DHA」と同じなので副作用のリスクが少ないのは想像できると思います。
「ロトリガ」や「エパデール」以外の薬でダイエットできるかを解説した他の記事も参考にしてくださいね。(概要はこの後解説します)
目次
ダイエットに効果が期待される薬の振り返り
上のリンクにある過去の記事では、ダイエット用として認可されている薬、またはネットでダイエットに効くと噂の薬を紹介しています。
それは、体重減少効果が正式に認められて発売されている薬と本来は違う病気の薬として発売されているけど、薬が効くメカニズム的にダイエットに効果がありそうな薬ということです。
ダイエット効果が正式に認められている薬の場合
日本では1つだけ、外国では複数種類が発売されています。
いずれもダイエット効果は確かにありますが、とらなければいけない副作用のリスクが高いという代物。
気軽に飲むにはリスクが高すぎます。
本当はダイエット向けではない薬の場合
「GLP-1作動薬」と「SGLT2阻害薬」という糖尿病の薬は、実際に体重減少効果が認められていますが、注射薬しか発売されていなかったり、そもそも体重減少効果が継続されるかは少し怪しいというモノ。
それに副作用のリスクも高いので、ダイエット用に飲むのはやめておくべきでしょう。
ロトリガやエパデールでダイエットできるか
必要以上に食べた糖分は、肝臓で中性脂肪に変換されて脂肪として体に蓄えられます。
糖分と言っても甘いものだけでなく、炭水化物全般を指します。
ロトリガやエパデールは、肝臓で中性脂肪が作られるのを抑える作用と血液中の中性脂肪の分解を促進する作用を持っており、食べ過ぎた糖分は体に蓄えられずにそのまま排泄されるということになります。
でもこれは、ロトリガやエパデールでダイエットできるかというと少し意味が違います。
脂肪が作られないようにする薬なので、「食べ過ぎても太りにくくなる」可能性があるが正解です。
ねずみなどの動物での実験では体重増加の抑制作用があったようですが、人間での実験(治験)の結果としては公表されていないので、本当に人で効果があるかは分かりません。
ロトリガやエパデールの副作用
ロトリガやエパデールの有効成分は、魚油からとれるDHAやEPAですので、副作用の懸念はとても低くて安心と言えると思います。
サプリメントとしても使われていることからも副作用のリスクが低いのはイメージつくと思います。
ロトリガやエパデールの入手方法
ロトリガやエパデールは脂質異常症を持つ方しか入手できません。
ですが、次の記事で紹介しているとおりで、実はロトリガやエパデールはサプリメントで十分代用可能なんです。
ぜひ次の2つの記事を読んでみてください。
まとめ
ダイエットは、ごはんを制限したり、運動をするのが普通のやり方。
しかし、そのような生活習慣を続けるのは大変なので、いつもと同じ生活でやせられるなら絶対にそうしたいですよね。
そこで思い浮かぶのが、薬でダイエットできないかということ。
ロトリガやエパデールが体に効くメカニズムを考えると、ついつい食べ過ぎちゃう人には良さそうだなと思います。
特にお米や麺類、粉ものなどの炭水化物が大好きな方は、試してみてはいかがでしょうか。
ロトリガやエパデールは、脂質異常症の方しか入手できないので、EPA・DHAサプリメントがオススメです。
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