リポビタンD、アリナミンV、チオビタ、ユンケルなど、栄養ドリンク剤がものスゴイ種類発売されています。
同じような商品名でたくさん売られていて、値段も100円以下のものから1,000円以上のものまであって、どれを選んでいいのか分からずについつい有名商品を買ってしまうことがあると思います。
コンビニで売っている栄養ドリンクと薬局やドラッグストアで売っている栄養ドリンクの差を知っていますでしょうか。
もしかするとあまり効果のない栄養ドリンクを買っているかもしれません。
しかし、この記事を読んでいただければ良く効く栄養ドリンクがよく分かようになります。
栄養ドリンクとは一体どういったものなのか、どのような商品を選んだらいいのか、そしてベテラン薬剤師が最もオススメの栄養ドリンク「ドックマンビガー」を紹介します。
医薬品と医薬部外品の「栄養ドリンク」を比較
栄養ドリンクとは、単純にビタミンなどの栄養を補給するサプリメントのような商品からひどい疲れを治療する目的の商品まで、全てが「栄養ドリンク」の一言で片づけられて、ごちゃごちゃになっているので分かりにくくなっています。
コンビニでも買える「リポビタンD」など100円程度で販売されてテレビCMなどで皆さんによく知られているドリンク剤は、単なる栄養補給用の飲み物です。
このような栄養ドリンクは「医薬部外品」であるため多少体に良い影響がある程度です。サプリメントと同程度です。
一方で「リポビタンゴールドエース」など、「医薬品」のドリンク剤は効果が十分確かめられていますし厚生労働省が認可してはじめて発売されるので、医薬部外品のドリンク剤より効果が高いのは当然です。
医薬品のドリンク剤にはビタミンのなどの栄養素の他に、天然の植物や動物などから作られた「生薬:しょうやく(漢方薬の構成成分)」が含まれています。
薬効成分が入っているので、医薬部外品よりも値段が高いのが特徴です。100円程度じゃ売っていません。
医薬部外品のドリンク剤は効果が低い
医薬部外品のドリンク剤には、ビタミン類の他に「タウリン」などの薬効成分が含まれていますから多少は効果があります。
しかし、医薬品より効果の低い医薬部外品として販売していることは、効果は「それなり」とイコールとメーカーも国も認めているのと同じ。
正直言って、医薬部外品のドリンクで栄養補給する程度で取れる疲れなら寝たら治りますよ。
栄養は食事から補うのが基本です。よく食べて、よく寝る。
医薬部外品のドリンク剤はそんな程度です。
ドリンク剤やサプリメントに頼らず疲れを取る、疲れにくくするポイントは次の記事で紹介していますので参考にしてみてください。ドリンク剤に含まれる「カフェイン」のリスクも解説しています。
疲労回復への効果を求めるなら医薬品のドリンク剤を選ぶべし
「医薬品」は「医薬品部外品」よりも効果が高い・体への作用が強いことと定義されています。
医薬品のドリンク剤には、体を強くしたり疲れを取る作用がある「生薬」が配合されていて、医薬部外品と違って単なる栄養補給ではなく「弱った体の治療」を行うことができるドリンク剤なのです。
大切なのでもう一度書きます。
医薬部外品のドリンク剤との違いは、単なる栄養補給が目的ではなくて体の治療が目的なのです。それ用の薬効成分が入っているということです。
栄養ドリンクのオススメ市販薬
「ドックマンビガー」を最もオススメします。
薬としてはものすごくマイナーなのが残念なところ。しかし、「全薬工業」という市販薬の中ではかなり有名な製薬会社が作っていますから安心です。
薬剤師なら知らない人はいないメーカーです。
ドックマンビガーには、男性ホルモン作用があるとしてドーピング禁止薬になっている生薬「ロクジョウ」、「カイクジン」、「ジャコウ」のうち、「ロクジョウ」と「カイクジン」の2種類を含有する薬です。
ドーピング禁止成分ということは、競技結果に影響する程の作用があること。
逆に言えば効果は高いということ。
男性ホルモンは男性らしさを作るだけでなくて、骨、筋肉、血を作る補助して強い体へと導きます。男性ホルモンは女性にも必要不可欠なものですから女性の服用も問題ありません。
女性ホルモンは、体の中で男性ホルモンから作られていると聞けば安心できますよね。
さらに中国の秦の始皇帝の時代から「不老不死」の妙薬として使われてきた「牛黄(ゴオウ)」も配合されているのもオススメのポイント。
ゴオウと言えば、水商売の方が二日酔い予防にも愛用していることが多いほど元気になる作用が期待できます。
ドックマンビガーの唯一の残念な点はアルコールを含んでいるところ。
少量しか含有していないので安心ですが、アルコールを一切受け付けない方はドックマンビガーを飲むことはできません。
また酒気帯び運転になるかもしれないので、ビックマンビガーを飲んだら車を運転しない方がいいでしょう。
ビックマンビガーを飲んだら家でゆっくりと休んでください。
まとめ
栄養ドリンク剤は、医薬品と医薬部外品の2つがあります。
医薬部外品はコンビニで売っているものの効果は知れた程度しかありません。
それくらいならドリンク剤を飲むのではなく、よく食べて、しっかりと休養を取ることで十分補えるでしょう。
こうしたことから医薬品部外品のドリンク剤は購入するに値しません。
ドリンク剤を買うなら必ず医薬品の栄養ドリンクにすべきで、その中で「ドックマンビガー」が最もオススメです。
その他の薬効でのおすすめ市販薬は次のリンクか、画面上部のメニューボタンからどうぞ。
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