虫よけ・塗り薬・日焼け止め・化粧を一緒に使う時の効果的な順番を教えよう

夏は海や川に行ったり、キャンプやバーベキューをしたりと楽しいことがいっぱいで、なんかワクワクしますよね。

夏は人間だけではなく、虫や太陽も元気になっちゃう季節で、遊びに出かける時は日焼け止めと虫よけが欠かせません。

ところが、対策をバッチリやっても虫に刺されていますこともありますし、日焼けで肌荒れになってしまい薬を塗らなきゃいけないことも。

顔が虫に刺されるなんて子供か!と思いますが、大人だって気を抜けば顔が虫に刺されてしまうことだってありますから、虫よけはやっぱり顔にも塗っておくべきかと思います。

誰でも虫よけと日焼け止めと塗り薬を同時に使うことがありますし、顔に塗る場合では女性はさらにメイクも使うこともあり、何をどう使えばいいのか分からなくなってしまいますよね。

ということでこの記事では、薬などを扱うプロである薬剤師が、虫よけ・塗り薬・日焼け止め・メイクの4種類をどういう順番で使ったらベストなのかを説明しましょう。

まずはそれぞれの特徴を知ろう

塗る順番を考える前には、虫よけ、日焼け止め、塗り薬、メイクのそれぞれの特徴を知っていると考えやすいです。

当たり前の話も含みますが順番に解説します。

虫よけの特徴

虫よけは有効成分が蒸発(揮発:きはつ)して効果を発揮します。

有効成分が気体となって体の周りにまとわりついているので、虫が寄ってこないというメカニズムです。

従って、虫よけの上に日焼け止めなどをかぶせてしまうと十分な効果を発揮できません。

参考:虫よけのおすすめ

https://industrial-pharmacist.com/?p=2863

日焼け止めの特徴

日焼け止めは、成分が紫外線をブロックして皮膚に紫外線が届かないようにします。

皮膚よりも上にあれば良く日焼け止めの上に何かがかぶさっていても問題ありません。

参考:日本最強の日焼け止め

https://industrial-pharmacist.com/?p=607

塗り薬の特徴

塗り薬は皮膚から体に取り込まれてナンボであるため、皮膚のすぐ上にあることがベストです。

保湿剤の薬であれば体中に塗りたくっても問題ありませんが、虫刺されや日焼けで使う薬はステロイドなど副作用のリスクを避けるために症状のない部位にはあまり塗りたくありません。

例えば、メイクを使う前に薬を塗ってしまうとファンデーションを塗る時に顔中に薬を広げてしまうことになるので注意が必要です。

参考:虫刺されの塗り薬おすすめ

https://industrial-pharmacist.com/?p=2540

メイクの特徴

メイクをばっちりキメた後に他の物を塗りたくるとメイクが落ちたり、くずれてしまうことがあるので注意です。

なので、メイクをした後に日焼け止めを使うのは避けたいですね。

同時に使う状況別に効果的な使用順序を解説しよう

虫よけと日焼け止めの場合

最もありがちなパターンですよね。

虫よけと日焼け止めだけのパターンでは、先ほど説明したとおりで虫よけの上に日焼け止めをかぶせてしまうと虫よけの効果が弱ってしまいます。

日焼け止めを塗った後に虫よけを使いましょう。

虫よけと塗り薬又はメイクの2つを使う場合

このパターンも同じです。

塗り薬やメイクを使った後に虫よけを使いましょう。

塗り薬とメイクを同時に使う場合は後で紹介します。

虫よけと日焼け止めと塗り薬の3つを使う場合

子供で一番多いパターンかもしれません。

薬はなるべく皮膚に近い方が効果が良いものの、今回のパターンでは薬の種類によって塗る順番を変えるべきです。

ステロイドやかゆみ止めなど症状があるところにピンポイントで使いたい薬の場合は、日焼け止めの後に薬を塗った方が良いでしょう。日焼け止めを塗る前に薬を使うと日焼け止めを皮膚全体に延ばす時に薬も一緒に広げてしまい、塗る必要のない所にも薬を塗ってしまうことになるのが理由です。

逆に薬が広がってしまっても全く問題のない保湿剤(ワセリン、ヒルドイド、ヘパリン類似物質など)の場合は、薬を使うセオリー通りに最初に薬を塗るようにしましょう。

まとめると薬の種類によって次のとおりの順番になります。

・ステロイドやかゆみ止めなどの薬:①日焼け止め⇒②塗り薬⇒③虫よけ
・保湿剤:①塗り薬⇒②日焼け止め⇒③虫よけ

虫よけと日焼け止めと塗り薬とメイクの4つを使う場合

女性が顔に使う時のパターンです。

ここまで順番に読んでいただいた方は、効果的な使い方の答えがすぐに分かると思います。

虫よけは最後、塗り薬は薬の種類によって変える、メイクの後に日焼け止めを塗りたくるとメイクがくずれることがあるということがヒントです。

これらを総合的に考えると次のとおりになります。

・ステロイドやかゆみ止めなどの薬:①日焼け止め⇒②メイク⇒③塗り薬⇒④虫よけ
・保湿剤:①塗り薬⇒②日焼け止め⇒③メイク⇒④虫よけ

まとめ

夏に良くお世話になる虫よけ・塗り薬・日焼け止めとメイクを同時に使う時の効果的な塗り方を解説しました。

それぞれの特徴を理解していると順番はすぐに覚えられると思います。

と、これまで偉そうに解説しましたが、実はどのように塗ったって正直そんなに変わりありません。

できれば解説したように使いましょうという程度です。

使う順番を間違えたからといって神経質にはならないよう「間違えちゃった、(∀`*ゞ)テヘッ」くらいの感覚でいるようにしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です